シュテムターンとパラレルターンの違いを1枚の図で解説

シュテムターンとパラレルターンの違いを1枚の図で解説

この記事はこんな方におすすめ

  1. シュテムターンとは何か?を知りたい方
  2. パラレルターンとは何か?を知りたい方
  3. シュテムターンとパラレルターンの滑り方や違いを知りたい方
  4. スキー検定2級、3級でのシュテムターンとパラレルターン、一般の滑り方との違いを知りたい方
シュテムターンのやり方はこちら
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1枚の図で説明してみましたが、詳しく連続写真で比較して見れるこちらのP100に説明されています。

上記のイラストを拡大して見たい方はこちら

このページを見てる方はシュテムターンとパラレルターンの違いがわからない初心者の方ではないかと思うので、滑り方も下記の動画で解説してるので一緒に紹介しておきます。

しかも、

パラレルターンにはテールをズラして滑る「ベーシックパラレルターン」(旧:基礎パラレルターン)と雪煙が少ない「カービングターン」の2種類ある

というのも一般のスキーヤーの方はほとんど知らないという人も多いかと思うので、シュテムターンと合わせた3種類の滑り方を説明しておきます。

特に基礎スキー検定(バッジテスト)を受験される人は滑りが全く違うので、滑り方を間違うと不合格になる確率が高くなります。

なので、その辺の説明も追加しておきます。

シュテムターンとパラレルターンの滑り方

動画を3つ紹介しておきます。YouTubeのスキー検定合格方法チャンネルではスキー検定ベースで説明してるので、そこはご理解ください。

シュテムターンをマスターしたい人、足を揃えたいけどなかなか揃えて滑れないパラレルターンを目指す人向けの動画

↑再生後、7分56秒からシュテムターンの滑り方、基礎パラレルターンとパラレルターンの違いについての説明が始まります。

↑2級の基礎パラレルターン小回り、基礎パラレルターン大回りのコツを紹介しています。2級までは「ズラす」という基礎スキーの技術を使います。

1級は2級と同じ「基礎パラレルターン小回り」が登場しますが、2級と1級の滑り方の違いがあります。その違いの説明と、2級までは「基礎」という言葉がついていた「パラレルターン大回り」の解説をしています。

シュテムターンとパラレルターンの違い

Photo:Niseko Hanazono

要はターンが始まる時に

  1. シュテムターンはターンに入る時八の字になって、それから足を揃えてスキー板を平行にする。
  2. パラレルターンはターンに入る時からスキー板が平行になる(足を揃えて滑る)

という滑走の違いがあるだけです。

ターン後半は全く一緒で足を揃えるという滑り方になります。

なぜシュテムターンが存在するのかというと、上達する上でプルークボーゲンからいきなり足を揃えて滑るのは、多くの人にとって難しいことだからです。

なので、その前段階としてシュテムターンの次に1クッション入れる、つまりシュテムターンという滑走方法を導入することでパラレルターンの習得がしやすくなるというわけです。

というわけで、

足を揃えて滑ることができない!

という方は、プルークボーゲンからいきなりパラレルターンを覚えようとするのではなく、

POINT

ボーゲン→シュテムターン→パラレルターン

という順番で覚える方がパラレルターン習得への最短距離ではないかと思いますし、シュテムターンはパラレルターン以上のレベルで使う「外足荷重」を感覚でわかってくる練習方法なので下記のような見栄えの悪いパラレルターンになるのを防止してくれます。

実際、上記の動画でもそうですが

  1. 4・5級:プルークボーゲンのみ
  2. 2・3級:シュテムターン・基礎パラレルターン
  3. 1級:高度なパラレルターン

という流れになってます。

そして、斜面の難易度も

「緩斜面→中斜面→急斜面」

と級ごとにレベルアップするので、まずは緩やかな斜面から練習しましょう。

そうしないと、必ず暴走して怪我やゲレンデでの他のスキーヤーとの衝突につながるので気をつけましょう。

シュテムターンができるとパラレルターン習得が近い。コツは?

上記の動画でも無料で結構解説してるので、興味のある方はまずそちらをご覧いただきたいなと思うのですが、シュテムターンにしろ、パラレルターンにしろ習得を早めるコツがあります。

それは

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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報はXでやってます。スキー下手くそなので日々勉強中したことをシェアしてます。

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