スキー上達にブーツの足裏とか足首を考えるのが不要な理由
スキーがうまい人に限って「母指球が・・」とか「股関節が・・」とか説明してますが、そもそも意味がわかりませんでした。そんなことを考えなくても上手くなりますよという話をします。
スキーの先生と呼ばれる人たちはついついスキー専門用語を使いがちです。
などいろんなアドバイスがあります。
「どれを信じれば上達が早くなるのか?」
と疑問に思う方も多いかと思います。
上記のグラフはスキー上達に必要な要素をパーセンテージしたものですが、個人的な経験からこのくらいの割合で大体合ってると思ってます。
*あとは練習量でしょう。グラフにはない「経験値」「練習量」は大きな要素の1つになります。1番大事かも。
正直な話、4番は理解できますが、残りのアドバイスは私には意味がわかりませんし、意識したこともありません。
4番の「足首を入れろ」というアドバイスも受けたことがありますが当時、
「足首を入れるって何?」
と思いました。
「足首を入れる」というのは前傾姿勢になれという意味になりますが、正直このアドバイスよりも腰のポジションを覚えた方が格段に成績が伸びたので、参考程度に聞いておくと良いです。母指球に関しては場所もよく知りません。(汗)
正直ブーツ周りのアドバイスを気にしなくても、結果的に大会上位にいきました。(成績はYouTubeのスキーテクニックチャンネルエンディングにあります)
全日本スキー連盟(SAJ)でも「難しい言葉は使わないように」とのお達しが出てるのですが、平気でスキーの先生方は小難しい言葉をあちこちで使ってるのを見かけます。
「ターンの抜け」とかもNGワードの1つです。抜けって何よ?と一般の人は理解できないからです。意味を知るレーサー向けに話すときは使いますけど。
というわけで、今回はそのうちの1つ
「ブーツ内の動き」
について書いてみようと思います。
そもそも「スキー滑ってる時に足裏とか足首なんか全く気にしてない」という話
これはあくまで私個人の話ですが、滑ってる時に
「あ、母指球が!」
「足首入ってない!」
とか気にして滑ってません。
気にしてたら次のターンに入っていけないからです。
足裏のことなんかも全く気にせず滑ってます。
そもそも足裏なんて滑ってる時に気にしてる人どのくらいいるのでしょうか?
スキー雑誌とかで滑走中のブーツ内のデータを公表してる時がありますが、参考にはなります。
ないよりあった方が良いでしょう。
誰かの役に立つ情報かもしれませんし、研究データというのは資料価値があるからです。
たぶん、W杯王者のオデルマットと全日本ナショナルチームの足裏の荷重も微妙に違うでしょう。
しかし、その差はスキー全体の技術に対し、ごくわずかではないかと予想できます。(たぶん)
また、
「実際滑ってる時に気にする暇あるのか?」
という疑問もあります。
もちろん、100分の1秒を競うアルペンスキー選手ならそういった細かい修正も必要になるでしょう。
雪上ではなく陸上でそういった動きを確かめることはあります。
ただ、
「上手くなるのか?」
というのはちょっと疑問にはなります。
知っておいて損はないですが、多分たぶんスキー上手い人ほど
「実は気にしていない」
のが実態ではないかと思ってます。
少なくとも私の周りの人で足裏の話なんか1度もしたことないので、スキー上達要素でもかなり重要度が低いのではないかと思います。(ブーツ選びはものすごーーーく重要ですが。この話は別件で。)
スキーブーツ回りの上達要素は実はかなり少ない
細い点を挙げればキリがないのですが、実はスキーに必要な上達要素ってかなり少ないです。
よく言えばスキーというスポーツはシンプルというわけです。
ですが、雑誌や本、動画など世の中にはたくさんの情報があります。
スキーヤーの数だけノウハウがあると思って良いでしょう。
なので、どれを信じたら良いか?とわからない人も多いと思います。
そこでどんなアドバイスを聞いたら最短距離でスキーが上手くなるのかについて5つにまとめたいと思います。
ここを集中的にやると伸び方が違うので、いわゆるアルペン強豪校から次々と全国区の選手が生まれる理由もわかるかと思います。
スキーが上手くなる5大要素
大きく分けるとこんな感じになります。
優先事項も並べておきます。(あくまでも大会とかに出ない一般スキーヤー向けのアドバイスとなります)