スキー技術選を真似した滑り方がバッジテスト減点になる理由 PR含む


今回のスキー検定の話は「技術選の滑りをマネすると減点になる」というお話をします。最悪、不合格になります。
論より証拠ということで下記の動画をご覧ください。
31分のスキーヤーは極端な例ですが、特に1級までの不合格者に多いのは

事前講習で「ストックは使っても使わなくても良い」というアドバイスを鵜呑みにし、ストックを使わない技術選選手が正解と認識し、真似るスキーヤーが多すぎる。
という問題があり、お金をドブに捨てる人が多すぎます。
私も事前講習で聞きましたが、バッジテストまでは遊びでたまたま上手くなったスキーヤーばかりが多いですから、エッジングをスキー教程で重視するのであれば、ストック必須にしたほうが合格率が上がります。
詳しく解説します。
技術選とバッジテストは全く違う技術を使う。なぜ技術選選手はストックを使わないのか理解しないとバッジテストでカモにされる。

私は指導員ではないのでネット上の研修動画以外の情報は知りませんが、ストックがなんのためにあるかをまず説明しないといけません。
なぜ技術選選手がストックを突かないのか。
それは、
- 技術選では高速域で滑るため、下記の連続写真のようにストックを突いてしまうと上に力が抜けやすくなり、減点になる。
- 一方、バッジテストはストックを使わないと後傾姿勢になったり、ターン前半の捉えが遅くなるレベルが多すぎるため、ストックを使った方が合格するスキーヤーが大勢いる。
という2つの理由があります。



高速になればなるほど、雪面からの反発力が増すので特にアルペンスキーのスラロームなんかでもストックを使わないのは当たり前であり、ストックはオプションテクニックとなってます。(2014年ソチ五輪男子回転2本目は逆にストック使うと有利なセットだった。)
ただ、技術選の甲信越予選はショートターンであえてストックを使った、または一瞬だけ使う選手が多く、本戦と滑り方が違うことに気づくかと思います。
なぜ甲信越予選は滑り方を変えたのか?
推測ですが、
- そこまで急斜面ではないので、ターン後半の推進力を意図的に上げるためセンターポジションを3(下記画像参照)の位置まで下げ
- 重心をセンターに戻すため、ストックを使った方が効率的と判断した選手が多かった

という理由があるからではないかと思われます。
ですが、バッジテスト受験者のほとんどは
- レーシング経験がなく、理論も理解できない
- 恐怖でスピード出すのが怖い基礎スキーヤーばかり。つまり、高速域での操作が理解できない。
- 情報源はネットで動画見て「学んだ気になっただけ」
- お金をかけない客層
なので、いくか説明しても理解できません。
- スキーの本や動画を見るのが好き(座学)
- 陸上・雪上トレーニングが好き(実技)
の両方を持ってない人はスキーで上手くなることは無理でしょう。
特に頭でっかちな謎のカタカナ専門用語を使いたがるスキーヤーほど高速域をなぜか嫌がるので、技術選を目指す人は
- 競技
- 基礎
両方の経験者からアドバイスをもらうことを強くお勧めします。
基礎スキーはあくまでも基礎であり、応用技術ではないのです。
バッジテスト合格するにはどんな滑りを参考にすべきか?

最近だとSAJから出てるスキー検定合格ブックや渡辺一樹の「どこでも読めるスキーレッスンブック」検定編を1冊あれば十分ですし、基礎スキー速報にある検定員向けの動画は私も受験前に全部見ました。
あと、毎年バッジテストネタが出るスキーグラフィック1月号や2月号当たりも参考になります。
おそらくバッジテスト不合格になる人のほとんどはこういった情報をすら知らないでしょうから、合格者・不合格者の滑りの違いもわからないで受験してます。
でないと、合格率2・30%という数字にはなりません。
この動画を作っても10秒も見ずに多くの人は離脱します。
答えが書いてるのにです。
社会は80対20の法則でできてるので、私やプロスキーヤーがいくら頑張っても動画を最後まで見るのが2割・3割なので、バッジテスト合格率と同じ数値なのでこれが限界なのだと思います。
世の中の8割は面倒なことが嫌いな人なので、こういった人になりたくなければ、動画を最後まで見る層、つまり

気持ちだけは日本一でいること。
というハイレベルな意識にならないと上達は頭打ちになります。
気持ちがあって毎日行動し、数年経って初めて3次元空間に投影される世界だという「世界の仕組み」をまず理解しましょう。
世の中甘くないのです。
私の動画全部見ればテククラくらいまで合格できると思いますよ。
動画はタダですからね。
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