ターン前半の捉えを早くするスキーテクニックを解説


今回の話は現在のスキー教程で重視されてるターン前半の捉えを早くする滑り方を解説します。
結論、センターポジションで滑れないとターン前半の捉えが早くできません。
よく考えてみて下さい。
- Aのクローチング姿勢でスラローム競技する
- Bの腰の位置を高くしてスラローム競技する

どちらがスラローム(回転)で速いと思いますか?
腰高のセンターポジションは1番力が伝わる

スキー教程には
「素直に体重を預けられるポジション」
とセンターポジションの解説をしてますが、トランポリンに例えるとわかりやすいかと思います。
もし後傾姿勢なら後ろに体重をかけるので、板の先端が浮き上がるわけです。


なので、
- どんな斜度、雪質でも安定感があり
- スピードも出る
- 細かい操作も可能
というメリットがあるので、安全性も増すセンターポジションがスキーの大前提となるわけです。
ですがレベルに関係なく、捉えが遅いスキーヤーは後傾気味で滑ってる人がほとんどなのです。
次に後傾が治らない理由も説明します。
なぜみんな同じ練習をしたがるのか?日本人特有の思想が成長を妨げる。

経験値を積むことは大切ですから、実践練習しながら修正していくのが一般的ですが、チーム全体で腰高にするトレーニングするところはジュニアを含めて何故か少ないです。
何故これほど後傾のスキーヤーが多いのか。
おそらくですが、

指導者の多くが腰高ポジションが重要とわかっていても、日本人特有の「みんなと同じ練習、または同じようなポールセット」で安心し、考えずに毎日を過ごしてる。
可能性が高いと思われます。
アルペンなんか見てるとよくわかるのですが、
- みんなどこも同じようなポールセット
- 試合に近いセットで腰の指摘をするコーチばかり
という印象があります。
もちろん、この練習方法で腰のポジションが治る人もいますが、圧倒的に治らない人が多いでしょう。
なので、私は1ヶ月で1桁順位になったアルペンスキー練習方法を教えてるわけですが、腰高ポジションを覚えると劇的に滑りが変わるわけです。
この練習は某レーシングチームのトレーニングですが、真似するチームがなぜかいませんでした。
毎日全国から合宿でいろんなコーチや選手が見ていても、各メーカーのヘッドコーチもだれも気づかないのです。
しかし、何人かは

なんであのチームは毎日同じセットでしか練習しないんだ?
と観察力のある選手は気にはなるのですが、理由は誰もわかりません。
毎日隣で練習してる私たちですら気づくのに3年ほどかかったわけです。
そのくらい単純な反復練習を毎日行うレーシングチームだったわけですが、成績は彼らの方が上でした。
詳しくは下記の記事を見ればわかりますが、まあ〜ほとんどの人は勝ちたいと本気で思ってないので読みもしないでしょうね。
結論を言ってしまうと、

ターンしてたらセンターポジションを理解しづらいですよ
という話なわけです。
ですが、多くのスキーヤーは「基礎練習」がつまらないし、派手さもないのでずっと無駄な努力をするのです。
スキーは努力だけでは上手くなりません。
工夫して上手くなるのです。
ですが、多くの人は考えもしないし、文字や文章が読めない学力なので「努力」と「工夫」をごっちゃにして何も考えず、ガムシャラに練習して根性論で時間とお金を浪費し続けるのです。
工夫は努力ではないのです。
捉えを早くするターン構成

では最後に捉えを早くするポイントを解説します。
ターンを分解するとこんな感じで私は滑ってます。
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