パラレルターンできない人はこれ。スキー検定2級レベルの滑り方
今回のパラレルターンの練習方法は「どうしても足を揃えることができない人」に向けて、できるようになるまでの解説をします。
八の字のプルークボーゲンからいきなりパラレルターンは難しい
この動画の中で2つのパラレルターンを習得するための練習方法があります。
- 動画再生後、2分30秒からのほぼ真っ平の緩斜面でプルークボーゲンからのシュテムターン。特に3分53秒へのシュテムターンはスピードがすごく遅く、すぐに止まることが可能なので足を揃えて滑ることに集中できる練習
- もう1つはスキー学校などでよくあるシュテムターン(5分23秒から)
多くの場合、2番の練習が一般的かと思います。
しかし、スピードが上がってくると
- 周りのスキーヤーやスノーボーダーが気になって練習に集中できない
- 恐怖心で頭が真っ白になって制御不能になる
- スピードコントロールするのに必死
といった問題に対応しないといけなくなります。
なので、上記の動画のように
- 林道のような誰もいない真っ平な場所
- 誰もいないゲレンデの端っこで緩斜面で練習する
- 人が少ない平日を利用してスキー場で練習
こういった工夫をするとスピードによる恐怖や周りを気にせず練習できるので、まずは場所をきちんと選ぶことから始めてください。
なぜボーゲンからいきなりパラレルターンが難しいか?
八の字から卒業したいスキーヤーにとって
手取り早くパラレルターン覚えたいんだ!マジ練習めんどくせー!
と焦る気持ちはわかります。
ですが、
八の字で滑る。ここで「外足荷重」というものを理解する。これがスキーのすべての基本になる。
曲がる直前だけ八の字になり、曲がったら足をそろえる。この時「曲がる時に外足に乗る」という、プルークボーゲンの時の基本を知っていないと足を揃えて滑ることができない。または見栄えの悪いカッコ悪いパラレルターンが見事に完成する。
滑走中、全部足を揃えて滑る滑り方
というステップを踏むのですが、ステップ2の「シュテムターン」をすっ飛ばしてしまうと、下記の右側の青いスキーヤーのように上半身から回して滑る
格好悪いパラレルターンが完成
します。
スキーというスポーツは
- 重力
- 雪面から受ける抵抗(反発力)
を上手く利用してラクに滑るスポーツなので、「スキーが疲れる」という人はこの2つを利用しないで滑ってるので
- どんどん疲れる
- カッコ悪い滑りになる
という状況に必ずなります。
なので、必ず重力と雪面抵抗を利用するために、シュテムターンで外足に乗って、足を揃えるということを覚えるようにしましょう。
仕事もスポーツも勉強もそうですが、世の中雑にやってる人は上手くなりません。上手くなりたいのであれば、1つ1つの練習や動きを丁寧に仕上げていくのが1番の近道となります。
早い人は1日でパラレルターンができるようになる。
最後に
どうしても手っ取り早くパラレルターンを覚えたいんだ!足を揃えて滑りたいんだ!
という人向けの練習方法を紹介します。
それは
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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報もやってます。