カービングスキーのターン難しい?初心者向けの練習方法を動画と画像で解説

カービングスキーのターン難しい?初心者向けの練習方法を動画と画像で解説

今回のスキー上達方法とコツは「カービングスキーのターンが難しい」という人のために前半は簡単なコツ、後半は詳しい練習方法を解説します。なお、YouTubeのスキーテクニックチャンネルで様々な上達方法をアップしてるので、気になる人はチャンネル登録しておいてください。

[st-kaiwa2]パラレルターンはできるけど、カービングするときにどうしてもズレてしまう。どう練習すれば滑れるのかわからない。[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]カービングスキーの板がたくさんスキー用品店で販売されてるけど、どれを選べば良いかさっぱりわからない[/st-kaiwa3]

こんな悩みに答えます。

カービングスキーテクニックのコツを解説。パラレルターンと何が違うの?

すごーくわかりやすく1枚の写真で説明すると、通常のスキーのターンとカービングスキーのターンはこのような違いがあります。

*画像をクリックすると画像のみ見れます

イラストで説明するとこんなターンのイメージになります。

1番はシュテムターンなので関係ないですが、2番が世間一般で言うパラレルターン(正確には基礎パラレルターン)で、スキー板(点線矢印)がターンの際に横向きに変化してるのがわかるかと思います。その際に、ズレが生じます。

いわゆる「基礎スキー」と呼ばれる技術はこの「ズレ」を使った技術のことを指します。要はスピード制御しながら滑るという滑り方です。(タイムを競うアルペンスキー競技でこの滑り方はスピードが出ないので基本使わないです)

 一方、カービングターン(全日本スキー連盟的にはパラレルターンと呼ぶ)は横向きにすることがなく、1本の線を描いていくシャープなターンとなります。

 なぜこうなるかというとエッジを立てて滑り続けるから、結果的に1本の線になります。実際の比較動画が下記にあるので、参考にしてください。(再生後6分55秒から。右側はクローチングを組んでますが、練習映像から切り取ったものなので、このフォームはしなくて良いです。)

よく見ると

ポイント

  • 左側の基礎パラレルターンは雪煙が多く、右のカービングターンに比べ板を横向きにしてる時間がある。
  • 右側のカービングターンは2本のラインが板のテール部分(後ろ)から出てる。線路のように見えるので別名「レールターン」とも呼ばれる。一方、基礎パラレルターンには2本のラインが出ていない。

こういった違いがあります。

 特に1番大きな違いは

スキー板の後ろから2本の線が出てくるかどうか

でしょう。

カービングスキーはほとんどエッジを立てて滑っているような状態なので、結果的に後ろを振り返ると2本の線が描かれるというわけです。

では、具体的にスキーにおける上級者の証と呼ばれる「カービングテクニック」をどのように練習し、マスターすれば良いのかという話を次から具体的に解説します。(個人的には上級者という自覚は全くないですが・・・・汗)

スキーのカービングテクニックをマスターするための練習方法

練習方法に関しては過去記事にあるので、こちらを参考にしてください。

カービングスキー初心者のためのターン練習方法

こちらはYouTubeの動画で解説してます。再生後30分のところから説明が入ります。

カービングターンの最大の特徴は

「テールをズラさない」

という滑り方となります。

この滑り方を高速ではなく、動画内にある低速で行うとわかりやすいかと思います。

この腰高のポジション(姿勢)で、1本の綺麗なターン弧を描けたら、動画最後のクローチングのようなターンで高速で滑ってみて、感触を掴んでみましょう。

特にカービング初心者には緩斜面での低速練習はおすすめです。

どんなスキー板を選べば良いかわからない人はこちら。カービングスキーの板には主に3種類ある。

Photo:Niseko Hanazono

スキーショップに行って、

ポイント

  • カービングスキーの板ってそもそもどれかわからない
  • いっぱいありすぎてどれを買えば良いかわからない

という方が初心者ほど多いかと思います。

ちなみに私が使っているスキーもカービングですが、画像を使って説明するとこんな形状をしたものがカービングスキーの板だと理解しやすいかと思います。

わかりやすく言うと

ポイント

  • ウエストが細い
  • スキーの先端(トップ)と後ろ(テール)部分は太い

こういった形をしています。

また、カービングスキーには3種類ありまして、

ポイント

  • R10-R13:小回り用(ショートターン向け。アルペン競技だと回転競技)
  • R15くらい:オールラウンド向け(小回り・大回り、コブなどどこでも滑れる。安く済ませたい人向けでおすすめ)
  • R20-R30:大回り(ロングターン向け。アルペン競技だと大回転向け)

 の3種類が存在します。

Rというのは回転半径のことを指し、例えば私が使っている“>サロモンMAX(購入時は6万円ほど)はR15なので、回転半径15mのターン向けに設計されています。ただ、オールラウンドモデルなので小回りもロングターンもでき、実際にYouTubeのスキーテクニックチャンネルで滑ってます。

まあ、Rという小難しい専門用語は覚えなくても良いので、数字が低いほどショートターン、数字が多くなるとロングターン向けなんだなーと理解していただければそれでOKです。

R30など数字が大きくなるほど、板全体が細くなります。逆にR11とかはトップとテールが太いです。また、アルペンスキー競技をやる方はFISレギュレーションモデルでないと出れないFIS公認大会などがあるので、注意してください。(大会出る人はFISレギュレーションモデル買っていればまず間違いないですが、価格は板1本20万くらいと高額です。

スキー用品はシーズン初めが1番価格が高いので、私はいつも3月に買ってます。YouTubeで使っているスキー用品一式もほとんどが半額でした。(ウエア上下で4万円など)

まとめ

今回は初心者向けのカービングスキーの練習方法を書いてきました。

ポイントとしては(追加記載あり)

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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報はXでやってます。スキー下手くそなので日々勉強中したことをシェアしてます。

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