スキー1級の合格点は280点。合否分けるポイントを解説
今回のスキー上達方法とコツはSAJ基礎スキー検定(バッジテスト)1級の合格点である280点に到達するためのノウハウをまとめてます。YouTube動画のスキーテクニックチャンネルでも1級に役立つ情報がたくさん出るのでチャンネル登録しておくと便利です。
スキー1級の合格点(ボーダーライン)は280点です。
詳しい1級の検定種目や合格者、不合格者の滑りの違い、ポイントやコツなどを全部動画にまとめてるので、まずはこれで全部1級全体の流れを覚えてください。
こんな方におすすめ
- スキー1級を取るにはどんな練習をすれば良いかわからない人
- 1級の検定種目を知りたい人
スキー1級の合格点である280点を取るにはどういった戦略が必要か?検定種目から考える。
この表は全日本スキー連盟(SAJ)の基礎スキー検定(バッジテスト)5級から1級、さらに上のクラウン・テクニカルプライズまでの検定種目と合格点をまとめたものです。
1級に関しては
の4種目あるので、単純計算で1種目70点は最低でも取らないと280点の合格点に達しないということになります。
1種目70点ギリギリを狙うか、それとも加点の71点、72点で稼ぎ、不整地69点でも合格を狙うか
1級の合格点を狙う際、大きく分けて3つの戦略が考えられます。
1級からはいわゆる不整地、つまりモーグルのようなコブ斜面が検定種目となります。
一部のウェブサイトでは2014年以前にあった「横滑りがある」と書いてるところがありますが、それは嘘です。今は上記の4種目となっています。
この記事を書いている2023−2024シーズンは上記の種目です。2024年、2025年、2026年あたりで万が一検定種目が変わったらsnowweb.jpでお伝えします。
280点以上を取るために何を練習すれば良いか?
問題は基礎スキー検定の場合、一般ゲレンデでの技術が試されるので、モーグル出身の人にとってはちょっと不利な検定種目構成になっているという点です。
これは全日本スキー技術選手権にしても同じで、メインは整地、つまり綺麗なゲレンデでの勝負となります。
なので、コブが苦手でも他の種目で点数を取っていける受験者の方が有利な構成になってるので、個人的には
整地種目メインで練習をした方が、結果的にその滑り方が不整地にもつながるので整地メインで練習した方が合格する確率が高い
と考えます。
ただ、モーグル出身の人も元々は整地から学んだ人が多いですから、
「戦略は人それぞれ」
というのが正解でしょう。
具体的な練習方法は上記の1級合格動画から学んでいただければと思います。
1級に何度も落ちる人にならないためには何をすれば良いか?
よく1級レベルになってくると
[st-kaiwa3]5回落ちた[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa2]10回落ちた[/st-kaiwa2]
という人が普通に出てきます。
なぜなら合格率が20%から30%なので、7割の人が不合格になるという統計データがあるからです。
参照:スキー1級の凄さを数字で解説。合格率・不合格になる割合から見る。
中には検定員のせいにする人も結構多いようで、ネット上でもいろんな文句を書き込んでる人がいますが、私が不合格者の滑りを見ても
そりゃ不合格だよね
という滑りをする方が多いです。
もし、疑問に思う方がいるのでしたら、snowweb.jp内で「1級」と検索し、過去記事全部読んで見てください。
1級に限らず不合格者になる人は、大体の場合
客観的に正しい練習をしていない
ことがほとんどです。
必ず自分の滑りを動画で撮影し、何度も修正して無駄を省いていくようにしましょう。
スキーに限らず、
「物事が上手くなる」
ということは何かを足すというよりも、無駄を省いていき最後はシンプルになっていくことが多いのです。
アルペンスキー競技をやる人はなぜ280点以上の合格点が出て、さらに加点をラクラク出せるのか?
かくいう私も1級を記念受験しに行って、一発合格した過去があります。
その理由はアルペンスキー競技をやっていたからですが、なぜ基礎ではなく競技スキーヤーがみんな一発合格していくのかについて最後話をします。
理由は簡単で
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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報もやってます。