スキーバッジテスト(検定)に何度も落ちる人の特徴。今後も不合格になる確率が高い理由
SAJのバッジテスト1級、2級、3級、4級、5級、テクニカル、クラウンを何度も受けて落ちる人がいます。こういった人たちに共通する問題点を書きたいと思います。
クラウン・テクニカルレベルになると合格者の数も減るので3番が難しいケースもあるかと思いますが、それ以外の級は見てくれる人が多いかと思います。
たくさんの数を見てきたわけではないですが、過去に検定会場で
「10回以上1級落ちてる」
といったおじさんと話したことがあります。
また、受験前に
「いや、それ絶対不合格になるでしょ」
といった滑りを見ることが動画サイトで見かけることもあります。
なぜ、受験前に準備をしないのか?
今回はこのことについて書いてみようと思います。
受験勉強だとしっかりやるのに、スキー検定だと適当になる人が多い理由
今回は1級を10回以上落ちたおじさん(40代男性)の例を話しますが、当時高校生の私から見ても
「そりゃ、落ちますよ。」
と言いたくなったわけです。
おじさんの例が結構当てはまる人もいてわかりやすいかと思うので、書いてみます。
不合格になる理由1:全てが雑
上記のエックスの投稿にも書きましたが、全てが雑な印象でした。
性格は至って真面目な大人の方といった印象でしたが、
「年間滑走日数50日くらい」
ということは強調してましたが、全部独学練習だったそうです。
「スクールに通うお金がない」
とは言ってましたが、10年落ちてたら5年分スクールに払えば5年以内に合格していたかもしれません。
つまり、この方は
「絶対失敗する練習方法を10年も繰り返してる」
ということを遠回しに高校生の私に語ったのです。
私は親切でとーーーーーっても優しいですから、最初で最後になるそのおじさんに
「多分、不合格になる練習を10年続けてたら、一生合格できないと思いますよ」
とだけ言いました。
嫌そうな顔してましたが、1級1発合格の私に「コツを教えてくれ」と言ってきたわけですから、コツを教えたわけです。
つまり、
「あなたは技術以前の問題ですよ」
ということを言ったわけです。
「練習環境」や「考え方」を変えないとこういった人は一生不合格になると思います。
仮に検定だけのために独学練習で50日費やしてるのであれば、10年はお金と時間の無駄ということになります。
10年滑走日数500日ですから、この方は
かのどちらかかと思います。
元々2級が合格するレベルで、500回も滑れば平均的な運動神経の持ち主は、きちんと指導者がいれば1級は受かるでしょう。(おじさんは2級持ってたので)
もちろん、こういった方が増えれば金銭的に潤う方々もいますので、みーんな黙って親切に教えたりしますが、そもそも行動全てが雑かなーといった印象を受けました。
一生懸命やっても社会では報われないことばかりが現実なのです。