スキー上級者は3つの腰高ポジションを使い分ける。急斜面、中斜面、緩斜面で使うのはどれ?

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今回のスキー上達方法はスキー上級者が使い分ける3つの腰高のポジションについて解説します。ちなみに「腰高ポジション」とはスキーの基本の腰の位置を指し、これができないとスキー操作がしにくくなるという意味があります。

SNSの方でこんな投稿をしたので、今回はこれを深掘り解説します。

Photo:Niseko Grand Hirafu

スキー上級者が使う腰のポジションは3種類

ザックリ長所と短所を言うと、

①高い位置:初心者向け。操作性が高い、衝撃に弱い

②中間位置:衝撃に強い、スピードに強い

③低い位置:トップが浮きやすい、緩斜面での加速

snowwebjpで深掘り解説します。

https://twitter.com/hide_skiarea/status/1748958107290767475

今回はこの3つの腰高のポジションについて1つ1つ解説していきます。

無料の動画版は動きを入れながら解説してます。

スキーにおける基本ポジションってどこ?

まず最初に言っておきたいのは

椅子に座るような後傾姿勢はダメ。

ということです。

このことは何回かこの画像を使って説明したことがあります。

また、YouTubeのスキーテクニックチャンネルで、初心者、特に「競技初心者はターンはしない」ということを推奨しています。

競技初心者の話であり、あくまで1級以上レベルの人を指します。スキー初心者の話ではありません。腰の位置は重要ですが、スキー初心者はまず外足にしっかり乗れるようにしてください。わからなければスキースクールやレーシングチームなどで教えてもらいましょう。

スキーというスポーツは操作をきちんとできるポジションにしないと

ポジション悪いと

  • スキーが暴走
  • スキーの先端(トップ)が浮いたりして転倒・怪我のリスクが上がる
  • 操作しづらくなる

という副作用が発生します。

なので、初心者から上級者まで3種類のうち1番重要なポジションは

ハイポジションが1番無難

となるので、基本はココになります。

Photo:Niseko Grand Hirafu

しかし、スキーというスポーツは自然相手にするものですから、状況によって技術を複雑にいろいろ組み合わせて

「その瞬間に最も適した技術を選択する」

というスポーツです。

なので、技術の引き出しが少ない人は

ポイント

  • 整地しか滑れない
  • アルペンスキーができない(またはアルペン技術しかできない)
  • モーグルができない(モーグルしかできない)
  • 深雪が滑れない
  • アイスバーンが滑れない

といったデメリットを抱えます。

整地だけではスキーは上手くならないという記事を以前書きましたが、カービングターンできるのは確かにかっこいいのですが、それだけしかできない人も中にはおり、技術レベルが低いと

斜度30度以上のアイスバーンだと逃げていく

といった人を何度か見かけたことがあります。(遊びでスキーに来てる人は全然OKですよ^^;)

アルペンやモーグルの競技経験のある人なら

「競技以外の斜面を滑る」

という経験をコーチから教えられたことがある人が多いんじゃないかと思います。

休日とかに遊びでいろんなゲレンデを滑ることで、体がいろんな動きに反応できるようになります。例えばアルペン選手ならコブや深雪など普段滑らないところを滑ることで、普段使わない筋肉や神経を使うことになるので、

「滑りのバリエーションを増やすことができる」

というわけです。

実際、アルペン競技では春頃になるとモーグルのように掘れたコースを高速で滑らないといけない場面が出てきます。ゼッケンが後ろの選手ほど硫安の効果が切れますから、ボコボコに掘れたコースでタイムを競わないといけません。

こういう時、普段から凹凸であるモーグルの経験が結構生きてくるわけです。

私もボコボコの掘れたコースから這い上がる必要があったので、ウォームアップのうち1回はコブ斜面を滑るということをやって、荒れたバーンの対策をやってました。

コブを滑れるようになると、アルペンはモーグルほど掘れることはまずないので、

本番で「あ、このくらい楽勝じゃん」

という気持ちになります。

スキーにおける3つの腰高ポジションの使い方

さて、ここからは3つの腰の位置について解説します。

実はどれもメリット、デメリットがあるので1つずつ解説します。

ハイポジションの長所と短所

まずハイポジションとは下記のような1枚目の画像のことです。実際に写真を並べると結構腰の位置が違うことがわかるかと思います。

Photo:Niseko Grand Hirafu

上記の画像がハイポジションと私が勝手に名付けてるのですが、次の写真と見比べると結構違うのがわかるかと思います。

次はミドルポジションです。

Photo:Niseko Grand Hirafu

違いわかりますか?

ちょっと屈んでるのがわかるかと思います。

ですが、ビンディングより後ろにお尻がないのがわかるかと思います。

つまり、こんな上下運動をしてるわけです。(下記の赤矢印参照)

上下の動きはSAJのバッジテストでは2級以上のレベルで見られますが、特に2級から1級に上がると、ターンをコンパクトにするべく、上下の動きを使って板をたわませて、板の反動で曲がるコンパクトなターン弧が基礎パラレルターン小回りで求められます。

あくまでも「できたほうが理想」

という話ですが、1級になると急斜面で検定試験が行われるので、こういった上下運動の意味をきちんと理解していることは重要です。(理解しなくても合格できます。できていればOKなので。)

3つの腰高ポジションの長所と短所まとめ

以下は3つの腰高ポジションのメリットとデメリットをまとめています。YouTubeにある実演動画と一緒に解説します。

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