スキー体重移動のコツ。足を揃えて滑れない、曲がれない人必見
今回のスキー上達方法。SAJバッジテスト合格・不合格の違い、1桁順位を獲得したアルペン練習のコツは「体重移動」の話をします。
今回はこちらのSNS投稿を元に深掘り解説します。動画でも解説してるので、お好きな方をどうぞ。
スキー体重移動の流れ
①基本プルークボーゲンで練習。ボーゲンは全ての滑りの基礎部分です。
②低速のボーゲンで、左に曲がるときは右足にしっかり体重を乗せること。右に曲がるときは左足。 ボーゲンは体重移動を理解するための練習と言っても過言ではないです。
https://twitter.com/hide_skiarea/status/1747454135920975895
https://www.instagram.com/p/C2L4IatJbJy/
スキーの体重移動が上手くいかない理由。プルークボーゲンは全ての基礎
これはあくまでも個人的な経験と主観の話ですが、
プルークボーゲンはスキー技術全ての基礎
と考えます。
こういったことを理解できるので、W杯選手たちも基本練習でボーゲンをするくらい重要な要素が詰まってます。
もし
- 足を揃えて滑れない
- 体重移動をどうやれば良いかイマイチわからない
- パラレルターンがどうしてもできない
- スキー検定(バッジテスト)2級の基礎パラレルターン大回り、3級の基礎パラレルターンに合格できない
という人がいれば、間違いなく
きちんとしたプルークボーゲンができていない
はずなので、徹底的にボーゲンで上記の5点のポイント部分を反復練習していただければと思います。
低速でできないのであれば、スピードが上がってくると間違いなく失敗するはずです。
過去記事でも詳しく解説してるので、関連記事にも興味ある方は読んでみてください。
体重移動の基本、外足荷重の練習方法
上記の動画の中でも前半にこの画像が出てきましたが、体重移動がわからないという人は下記を参考にしてください。以下は動画の解説をテキストと画像で解説します。
プルークボーゲンが安全にターンできる初心者向けの練習というイメージがありますが、この練習が体重移動をきちんと学べる種目となります。このボーゲンができないと足を揃えて滑るパラレルターンで体重移動で悩むことになります。(写真は右足に10、左足0の荷重状態。左足には体重が乗ってません。)
外足の方に体重をかけるとスキーは簡単に曲がってくれます。これは足を揃えて滑るパラレルターンの時も全く同じ比重になり、0の内足の方に体重が乗らない状態を作ることで、足を揃えることに集中させることができます。
この感覚をしっかり体に覚えさせます。
これの繰り返しとなります。
体重移動を理解しやすくするには、ターンとターンの間で1回立ち上がるのも1つの方法です。
本来、スキーの基本動作は上下の運動なので、
立ち上がり→荷重→立ち上がり→荷重
という流れになります。
上に立ち上がるのは格好悪いし、コーチとかにも立ち上がるなと言われるのでヤダ
という人もいますが、本来の基本練習はこういった動作の流れであり、強豪チームなどは立ち上がって正しい腰の位置からターンに入ることを教えられます。
雑誌などに出てくるトップスキーヤーのような滑りはこういった基本動作ができ、初めて加速の強弱をきちんとつけられるので、まずは基本練習に徹してシュテムターンやパラレルターンに移行してみてください。
だいぶ滑りが変わるはずですよ。
真似するのは良いが、カッコいい滑りばかり真似してもスキーは絶対上手くなりません。
ピアノの練習に例えるとわかりやすいのですが、最初は利き手だけで練習し、次は利き腕じゃない方、そして両手で弾く練習をするはずです。
音楽の世界は弾けるようになるまでが退屈な基礎練習時間でほとんどの人が辞めるのですが、スキーも同じで基礎練習期間は退屈でしょう。
仮に滑れるようになっても、所得が上がるわけでもないですし、むしろ支出だけ増えるという浪費になりかねません。
ですが、滑れるようになったという人はこの退屈な期間をみんな過ごしてきているわけです。
基礎練習は特にレベルが上がれば上がるほど重要性が増してくるので、今回記事で書いたことや動画の内容を頭に入れて練習に励んでいただければと思います。
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