スキーの急斜面でのズラし方。足を揃えて滑っても暴走しない3つの安全な滑り方を解説

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今回のスキー上達方法とコツは「ラク」「安全」「カッコ良く滑りたい」の3パターンに分けて急斜面での滑り方のコツを詳しく解説します。

後ほどここに動画を掲載予定です。2024年2月6日18時以降を予定しています。

Xの方で1枚のイラストでザックリ解説しましたが、今回はこれを動画や写真、テキストを使って深掘り解説します。

スキーの急斜面でのズラし方。暴走しない3つの安全な滑り方を1枚のイラストで解説 ザックリとしたものですが、急斜面をスキーで滑るパターンを分類すると3つに分かれます。 上級者ほど全部細かく使い分けますし、初心者の方は使い分けるのも1つの方法です。

https://twitter.com/hide_skiarea/status/1753902028156436670

こんな方におすすめ

  • スキーを滑る際、急斜面が怖くて困ってる方
  • 急斜面で足を揃えて滑りたいけど、どうやって滑れば良いかわからない方
  • 急斜面で暴走しないで滑るコツを知りたい方

こんな方には役立つかもしれません。

スキーの急斜面で安全に滑れる3つのズラす滑り方

Photo:札幌藻岩山スキー場

急斜面では大きく分けて3つのズラす滑り方がありますが、ここでは1つ1つ解説していきます。なお、「ズラす滑り方」とは

ポイント

  • スキー板の後ろ、テール部分をスライドさせ
  • 雪煙が上がるブレーキ操作をうまく強弱つけてスピード制御された滑り方

となります。一方、カービングターン(下記の3番)は最もスピードが出て、エッジで切っていく滑りで大会に出るレベルの上級者向けの滑り方になります。ここでは下記の図の2番を解説します。

安全に急斜面を滑りたい人向け:縦にテールをズラす滑り方

Photo:Niseko Hanazono

上記の動画でも動画で詳しく解説してますが、動画の一部を切り取ったのがこの上記の写真です。

縦に長ーく雪煙が上がってるのがお分かりになるでしょうか?

要はブレーキをかけながら滑り降りるスタイルがこの滑り方となります。

急斜面ですから、斜面下方向に重力で落ちるわけですが、スキー板を横にするとこういった滑り方が簡単にできます。

注意すべき点は

ポイント

この2つができていることが条件です。

この2点ができていないと急斜面は

  • プルークボーゲン
  • シュテムターン

のどれかで滑ることになるので、足に非常に負担がかかり、太ももがプルプルして筋肉痛確定になるでしょう。(たぶん)

体力も消耗するので、せっかく一日券を購入しても午前中で終わりなんてことは非常に勿体無いことです。

上記の2点ができればどんな斜面も割と安定してゆっくり安全に滑ることができるので、ぜひポイント部分も意識しながら、急斜面での練習に励んでいただきたいと思います。

足に負担がかからない急斜面の滑り方はこちら

写真:札幌藻岩山スキー場

次に「足に負担をかけずに急斜面を滑る方法」を知りたい方はこちらが有効かと思います。

写真のように少しリラックスし、直立から少し上半身を前に出す感じで

「ゲレンデを広くパラレルターンで滑る」

と横移動の時間ができるので、足への負担がかなり減るかと思います。

ただし、この滑り方にはデメリットもあり

短所

  • ゲレンデを広く使うので、他のスキーヤーやスノーボーダーとの衝突の危険性が上がる
  • パラレルターンなので真っ直ぐにスキーが進む時間帯があるので、暴走につがなる可能性がある。

という問題もあります。

ただ、上記の動画でも書いてますが、

ポイント

  • 外足荷重で滑ること
  • 暴走した時にきちんと止まれるレベルであること
  • ストックをきちんと使えること

が条件となる滑り方になります。

ターン弧が大きくなればなるほど、スキーはスピードが増していくので、暴走気味になりそうな人は少しターン弧を小さくし、大回りではなく

中回りか小回り

で滑ると、スピードはかなり減速するはずです。

急斜面を安全かつ、カッコよく滑りたい方

Photo:札幌藻岩山スキー場

最後に急斜面をカッコ良く、かつ安全に滑りたい人向けの解説をします。

上記の写真は最大斜度35度の急斜面を滑ってるところを切り取ったものですが、冒頭の動画でも解説してる通り1番から2番を使ってます。

ただ、動画では説明してませんが、この滑り方は不整地急斜面用であり、カービングターンではないです。

カービングターンとズラすターンテクニックとのハイブリッドスキー技術は別件で解説予定なので、ここでは割愛しますが、不整地の場合

ポイント

  • ターン弧でスピード調整
  • 腰の位置は高めをキープ
  • 回し込んでターン
  • 上半身はフォールライン
  • ストックはつく

ということを上記の写真からすぐにわかる人も多いかと思います。

よくわからない人はこの急斜面を滑ってる映像が冒頭の動画内で見れるので、何度も見返してください。

また、不整地ではなく整地でのターンも動画の最後に解説してますが、ズラすテクニックを使いつつ、カービングも同時に使ってるという「ハイブリッド型」でターンしています。

その写真が以下のものです。

Photo:Niseko Hanazono

動画内では「競輪で使うバンク」という表現をしましたが、実は

ポイント

  • ズラしつつも
  • カービングを使い
  • バンクを人工的に作り出してターン後半加速する

というテクニックを使ってます。

アルペンスキー選手なら無意識に使ってる人も多いかと思います。

この話をすると1つの動画ができてしまうので、ここでは簡単に説明しますが、要は

アルペンスキー競技で後方ゼッケン選手が使うターンを整地でやってみた

というものです。

 アルペンW杯日本人最多の表彰台回数を記録する佐々木明選手が「第1シードと後ろのゼッケンでは滑り方を変える」とどこかの動画かなんかで語ってましたが、アルペン選手は滑り方を自分のスタートゼッケンに合わせていくのが普通です。

当たり前の話ですが、後方ゼッケンだとコースは荒れますから、綺麗な滑りとかはなかなかできません。むしろ、掘れてきたコースに合わせて「バンクを使ってターン後半加速させる」ということをアルペン経験者なら誰しも経験します。

これを基礎スキーに応用し、自らズラして減速しつつも、実はバンクで加速するというスキーテクニックを使ったのが上記の写真です。

競輪選手もバンクをうまく活用し、一気に加速しますよね。

その原理を基礎スキーに落とし込んでるわけです。

ただし、こういった技術はスキー上達方法とコツの有料部分に書かれているような基本的な技術がないとまず多くの人はできないかと思います。

もちろんアルペン未経験者でもできる方はいますが、どんな斜面・雪質でも速く滑ってくる技術はアルペンから得られるものも多いかと思うので、興味のある方はレーシングチームに入ってみるのも1つの方法でしょう。

具体的なノウハウは後日改めて動画とsnowweb.jpのブログ記事で解説予定ですので、いち早く情報を知りたい人はYouTubeのスキーテクニックチャンネルと登録しておくか、Xをフォローしておくといち早く情報を入手できるので、チェックしておいてください。

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