FIS2025−2026HEADスキー板の変更点まとめ。ビンディングとブーツのデザインも。

今回はHEADスキー板の2025−2026ニューモデル?のお話です。ブーツとビンディング(チロリア?)が変わってるっぽいです。ターンの捉えが変わる荷重ポイントをズラせるFREEFLEX ST シリーズが変化するのか、全く新たなシステムになるのか注目しています。
えー、用具にはあまり詳しくないのですが、日本で現在カタログなどで公開されている2024−2025ニューモデルのヘッドのスキー板やチロリア?のビンディングが一部選手たちのモデルと違っていたのでまとめて紹介します。
24/25モデルと25/26モデル?のヘッドの違い

まず6月初めにYouTubeで投稿されたニセコモイワスキー場での映像から見てみましょう。W杯で活躍する Armand Marchant選手や小山陽平選手も出ていますが、 Armand Marchant選手や一部のトップ選手は黄色の色をしたビンディングになってます。(前のEVOシリーズ?それとも新型?。再生前のサムネ画像にも出ています)
ちなみにArmand Marchant選手は2023年6月からサロモンのスキー板からヘッドにマテリアルチェンジした時、こんな写真が出てきてます。
ビンディングがヘッドのXシリーズですね。(FREEFLEX ST 16 プレートまたはFF ST 20X RDかな?)
*3年前の動画。フリーフレックスSTレーシングビンディングの性能解説。FREEFLEX STの最大の特徴はプレッシャーをかけるポイントを変更できる点です。つまり、ターン前半の捉え重視に変更可能です。(映像だけでわかるようにできてます)
そして2023年11月の写真はこんな感じです。ビンディングの色が変わったのはこの頃のようです。
次にデーブライディングの今週アップした写真です。
ヘッドブーツのRAPTORのバックルがブラックからホワイトに変更されてます。コメント見ても
「新しい用具きたよ」
と書いてるので、ヘッドのトップスキー選手もこれから24/25W杯モデル(市販で言う25/26モデル)をテストといったところでしょうか。
ヘッドスキー板のページでも解説した通り、実は2024−2025のアルペンモデルや基礎のモデルは基本、中身は2023−2024モデルと同じです。(カタログを見ても昨年と一字一句変更なし。写真の差し替えだけでした。昨シーズンまでライディングが使用していたフィッシャーもアルペンに関しては変更なし)
各メーカーは選手のマテリアルチェンジの時期に合わせてフルモデルチェンジするのかわかりませんが(最近は2年、4年契約が多いかも)、少なくともヘッドに関して確実に言えるのは
- ビンディング
- ヘッドのワゴン車の後ろにあるダウンヒル?用のスキー板のテールデザインがロゴになっている。デザインも複数確認できる。(どれかが25/26モデルのデザイン?)
- ブーツのバックルの色が白に変更
になるのかなと予想できます。
少なくとも写真から変更されている点は上記の3点です。
性能面ではビンディングが変わるのはほぼ確実な感じがします。
実際に映像を見るとW杯選手やナショナルチーム選手優先でビンディングテストをしてるっぽいですね。(ライディングの板にもシールが貼ってあるのでナンバリングされてるかも)
また、デザインに関しては引き続き白黒ベースでアルペン競技モデルは続きそうです。
現時点でSNSなどで公開されてる写真を見る限り、マテリアルの性能自体は大きく変更される点が見当たりません。
W杯開幕ギリギリまで各社公開しないのかもしれませんが(ノウハウがバレるので)、引き続きヘッドはもちろん、他社のマテリアルも見ていこうと思います、
追伸:私も市販される前の某メーカーの板のテストに1度だけ立ち会ったことありますが、(その時は3台くらい持ってきてたかな)、次のシーズンにはそのまま販売されてました。素材やプレート、ビンディングで結構反発力やしなりでタイムが変わるので。実際、アルペンW杯選手は表向き3点セット契約でもビンディングが違うメーカーだったりしますからね。クリストファーセンはその代表例でしょう。マテリアルが変わると順位変動しやすい選手の一例です。昨年はVandeerブーツの開発が遅れてましたから。(VandeerカタログではLANGEになってます。)

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基礎・競技に関係なく使えるスキー上達法についてYouTubeとブログで解説しています。用具に関する話題なども豊富にブログで書いてます。