メーカー別スキー板の選び方。特徴を解説

メーカー別スキー板の選び方。特徴を解説
*スキー技術選2026DVDの予約受付はこちら
*用具:デモウェア デモ用板 FISレギュレーション用板 チューナップ道具 ヘルメット

メーカー別のスキー板の選び方を解説しました。初心者から中級者、上級者まで役立つ情報をまとめてます。

メーカーには特色がある。どこを選べば良いか?

スキーメーカー各社にはブランドイメージがあります。

主にW杯が舞台となって多くの人はスキー板を購入または検討すると思いますが、契約金があるので当てにしたくない方も多いかと思います。

そこでブランドの板や国をざっくり見てみましょう。

メーカー名アルペン競技 (レース)デモ/技術選 (上級)中級/初級 (オンピステ)フリースタイル / モーグルバックカントリー (パウダー)創業年本社
salomonS/RACE FISS/RACE PRIME / S/MAX 12S/MAX 10 / 8 / ADDICKTDEPART / TNTQST ECHO / MTN1947年アヌシー(🇫🇷)
atomicREDSTER FISREDSTER G9 / S9 (i)REDSTER Q / CLOUDBENT / PUNXBACKLAND1955年アルテントマルクト(🇦🇹)
RossignolHERO FISHERO ELITE / FORZA 70FORZA / EXPERIENCEBLACKOPSSENDER / ESCAPER1907年サン・ジャン・ド・モワラン(🇫🇷)
fischerRC4 WORLDCUP FISRC4 WC (SC) / THE CURVTHE CURV GT / RC ONENIGHTSTICKTRANSALP1924年リート・イム・インクライス(🇦🇹)
ogasakaTRIUN (GS/SL)TC / KEO’S (上位)KEO’S (普及) / UNITYET (E-TURN)1912年長野市(🇯🇵)
HeadWC REBELS FISWC REBELS (e-Speed)SUPERSHAPE / SHAPEOBLIVIONKORE / CRUX1950年ケニッヒ(🇦🇹)
volklRACETIGER FISRACETIGER (GS/SL)PEREGRINE / FLAIRREVOLTBLAZE / RISE1923年ストラウビング(🇩🇪)
NordicaDOBERMANN FISDOBERMANN (SL/GS)STEADFAST / ENFORCERUNLEASHEDSANTA ANA / ENFORCER1939年ジアヴェーラ(🇮🇹)
BlizzardFIREBIRD FISFIREBIRD (WRC/SRC)THUNDERBIRD / PHOENIXRUSTLERZERO G1945年ミッタージル(🇦🇹)
elanACE FISACE (SCX/SLX)AMPHIBIO / EXPLOREPLAYMAKERRIPSTICK TOUR1945年ベグニェ(🇸🇮)
ID ONETR-TT (デモ)TR-TTS / FR-XMR (モーグル) / FR-XFR-CC2000年大阪府(🇯🇵)
BluemorisRACE FIGHTERS-POTIONS-LINE / REVOLUTION八甲田 (コブ)B-POTION / Ω1923年南津軽郡(🇯🇵)
DynasterSPEED OMEGLASS FISSPEED OMEGLASS (Master)SPEED / E-LITEM-FREEM-TOUR / M-VERTICAL1963年サランシュ(🇫🇷)
STÖCKLILASER FISLASER WRT / GS / SLMONTERO (AX/AR/AS)STORMRIDER1935年マレン(🇨🇭)
KästleRX12 FISRX12 (GS/SL)MX / DXZXTX1924年ホーエネムス(🇦🇹)
swallowT-EDITION (上位)MSX / OREO / GAMMA1953年飯山市(n🇯🇵)
vandeeerworldcupproH-powerfreeride1082022年ザルツブルグ(🇦🇹)
tiefnc-02np-012022年ニセコ(🇯🇵)

日本にもかつて60社ほどあったようですが、今は数えるほどしかありません。

アメリカなども含めればもっとありますが、主にバックカントリー系メーカーだったりするので、代表的なスキーブランドがこれらになります。

スキーメーカーの歴史

1つ1つ書いていきます。

サロモン

アトミックと同じアメアスポーツグループのブランド。靴からウェアなどアトミックよりも幅が広いスポーツアウトドアブランドをうまく融合させて展開してます。

アトミック

上記のサロモンと同じアメアグループ。なのでアイコンビンディングなど一部重なる部分もあり、青と赤でうまくユーザーを分けて展開。ここ10年はアルペンでもトップに君臨してます。

ロシニョール

おそらく現存する世界各地で1番古いスキーメーカーのはずです。フランスのトリコロールが印象的でフランス政府公認だった記憶があります。

90年台はアルベルト・トンバの勢いもあり飛ぶように売れ、1995年当時、1ドル81円だった頃は大回転モデルが75000円で「さらにお求めやすくなりました」という感じのキャッチフレーズでスキー雑誌で宣伝してた記憶があります。

フィッシャー

オーストリアに本社、生産がウクライナにもあり打撃が大きく契約解除が多かった2025年。

そんな中でも選択と集中で残った選手たちがW杯で戦ってます。アルペンだけでなく、ジャンプやクロスカントリーでも強く、トップモデルはイエローのイメージでずっと変えないことで有名です。

フォルクル

ドイツにあるスキーメーカーでアルペンスキーワールカップでも中堅の存在。ただ、確実に年数回は勝つというメーカーでドイツで使う選手が多い。

ノルディカ

アルペンW杯に本格参入したのが2000年前後のはず。ケスレーを吸収しできたのがノルディカというイメージがあります。

なので90年台まではブーツという印象が強いイタリアのメーカーです。オーモットがケスレーからそのままノルディカに変わりカービングの時代に入ってますが、最近はアルペンW杯でも露出度低めです。

ケスレー

97年まであり、その後ノルディカに吸収し消滅しました。しかし、2008年頃にFISレーサーに買い取られ復活。10年くらいはバックカントリー系に集中し、アルペンW杯にカムバックしてます。

ヘッド

90年台までは高速系というイメージが強かったヘッド。2000年以降、アメリカのボディ・ミラー、リンゼイ・ボン、テッドリゲティなどと契約し、ブランドランクもトップに。

今でもターン後半型の板は健在です。

オガサカ

日本にスキーが伝わった頃にできた100年以上の歴史を持つ老舗メーカー。基礎・技術選をメインにアルペンなど多義にわたる開発をしてます。

ブリザード

今も昔も少数精鋭。元々スピード系に強かったですが、近年は技術系で目立つ存在。アルペン以外も展開してます。

エラン

男子のW杯通算勝利数1位を記録するインゲマル・ステンマルクが契約するスロベニアのメーカー。アルペンはもちろん、こちらも幅広く展開

ID one

2000年に大阪で誕生したフリースタイル系メーカー。モーグル中心に供給し、W杯でも圧倒的成績です。

ブルーモリス

オガサカ同様、100年を超える歴史がある青森のメーカー。八甲田ブランドも長くオン・オフピステ両方で活躍

ディナスター

ロシニョールグループで生産し、ブーツのラングが絶大な支持を持つディナスター。今はわかりませんが、ケスレー前のオーモットのモデルを私は使ってましたが、硬く直進性のある板という印象。トリノ五輪の時もGS・SL持ってましたが上級向けのモデルで使う人が限定されるイメージがあります。

ストックリー

スイス製でハンドメイド。市販では置かないところが多い受注生産型でオダーマットで性能が証明済。ただ、SLなど他の成績がないのが難点。でも良い板なのは間違いないです。

スワロー

こちらは戦後にできたメーカー。主にセットスキーなど初心者と中級者向けの開発というイメージがあります。

Vandeer

マルセル・ヒルシャー自ら立ち上げ、選手復帰までしたメーカー。国籍も変更し、クリストファーセンなどノルウェーチームを中心に契約し一気に注目される。良くも悪くもレッドブルの息がかかって筆頭株主でもあるので、今後の行方が気になるメーカーの1つ。ただ、ザルツブルグに工場を立て、2026−2027モデルから量産体制に入るのでどうなるか注目。

Tief

北海道ニセコにあるニセコに合った板を開発。オンピステもありますが、主にバックカントリー向けに特化したブランド。

んで、どこにすればいいの?

ゲレンデ内を滑るならオンピステモデルが1番お勧めです。

もちろん、基礎とかアルペン競技とかいろんなモデルがありますが、メーカーから選ぶと高くつく可能性があるので、初心者や中級者の方はオンピステで正解になる方がほとんどかと思います。

どうしてもこのメーカーがいい!

という方は上記のリンク先から絞って選んで下さい。

メーカー各社は色々考えてますが、性能は大差があるとは個人的に思えません。

板にメタルなどが入って、サンドイッチ構造かキャップ構造くらいで選手レベルでない限り価格とデザインで十分と考えます。

この記事を書いた人 Wrote this article

hide

hide

技術選や検定の点数分析からスキー上達のコツをテキスト、イラスト、写真、動画を使って解説。トップページにレベル別のトレーニングがあるのでブックマークしておくと便利です。

TOP
error: Content is protected !!