難しいドイツ語や英語のスキーの専門用語を五十音順でわかりやすくまとめています。随時追加し、時代に合わせて更新されるのでブックマークしておくと便利です。
五十音順で見れます。
以下は五十音順で見れるので該当する場所を選んでご覧ください。
あ行
- アウトエッジ:スキー板の外側のエッジのこと。人によっては「アウトサイドエッジ」と言う人もいる。
- アイスバーン:硬い氷のような斜面のこと。アルペンW杯の場合、鏡レベルの斜面にし何日も前から水を撒くこともある。
- アイロン:スキー板にワックスをかけるときのアイロン。中には古い家庭用アイロンで済ませる人もいる。滑走面を焦がさないよう、アイロンペーパーは必須アイテム。また、デジタル式アイロンがあると正確で無駄に高温にならずに済む。
- アトミック(ATOMIC):オーストリアのスキーメーカーのこと。オーナーはフィンランドのアメアスポーツだが、アメアスポーツは中国企業安踏体育用品(ANTA)が筆頭株主。
- アルペンスキー:1922年、スイスのミューレンから始まったタイムを競うスノースポーツ。滑降、スーパー大回転、大回転、回転の4種目がメインで、その他パラレルスラローム、団体、複合といった種目がある。
い行
- インエッジ:スキー板の内側のエッジのこと。インサイドエッジとも言う。
う行
- 内足:ターンした際の内側の足のこと。右に曲がるときは右足が内足になり、左に曲がるときは左足が内足になる。
- 内足主導:カービングスキー時代が本格到来した2000年代から2010年くらいまで全日本スキー連盟(SAJ)が提唱した滑り方。しかし、その後この滑り方には問題があるとし、賛否が巻き起こった。現在は使われない用語
え行
- エッジ:スキー板の1番両外側にある銀色の包丁のような部分。スキーウェアが簡単に破けるほどの危ない箇所なので、エッジを研ぐ際はシャープナーを必ず使うこと。
- エッジング:スキー板を傾け、エッジと雪面を接地させる動作のこと。曲がる時や止まる時に使う。別の言い方もあり、人によっては「角付け」とも言う。(か行参照)
お行
後ほど掲載
か行
- カービングターン:板のテールずらさないで、エッジからエッジで滑るターン。反対にパラレルターンはテールをズラす滑り方。アルペンスキー競技で主に使うテクニックのこと。(映像で滑り方の違いをこちらで解説→パラレルターンとカービングターンの違い)
- カービングスキー板:スキー板の金具部分が細くなって、板の先端とテール(後ろ)が太くなってるスキー板のこと。初心者でも曲がりやすいのが特徴。ちなみに世界で最初のカービングのスキー板は1992年のクナイスルのエルゴと言われており、90年代後半にはオガサカのケオッズ(1996年発売)、ケスレーなど続々とカービングタイプが登場しアルペンジュニアの世界では当たり前に。2000年代に入りアルペンW杯でテレビでようやく露出され、本格的なカービング時代に突入。
- 角付け:別名エッジング。板を傾けることを意味する滑り方の一種。角付け、つまりエッジングが強すぎるとブレーキ要素が強くなり、アルペン競技ではタイムが出ず、緩斜面ではあまり角付けしないほうがスピードが出る。
- 滑降競技:アルペンスキー競技の1つ。最もスピードが出る種目で、時速100キロを超える。世界最高速は2013年にスイスのウェンゲンで記録されたフランスのヨハン・クラリーの161,9 km/h。(映像はこちら)なお、スピードスキーというワールドカップはあるが、こちらはアルペン競技ではなく別種目。スピードスキーはカーブがなく、直滑降の世界記録を目指す種目。
- 回転:アルペンスキー競技の回転競技(英語ではスラローム)のこと。最も細かい旗門が立ち、技術を要するので「技術系種目」に分類される。ターン弧は基本4mから6mでレースは進み、途中「ヘアピン」「ストレート」「スーパーストレート」「捨てポール」「アンダーゲート」などの難所がある。
- 滑走面:スキー板の裏の部分で接面に設置している部分のこと。多くの板は黒や白の色になっている。(たまにカラフルなものもあり)
- 滑走性:滑る性能のこと。「滑走性のある板」とは滑ることに長けているという意味となる。
- 外向:スキーを滑る際の上半身、特に胸の向きがスキー板に対し、外側を向いていること。
- 内向:スキー板に対し、上半身が内側を向いて滑ること。
き行
- キックターン:背中の方向、逆を向くときの切り替え方のこと。やり方は①スキー板のテールを雪面に刺し、板を雪面に対し垂直にする。②立てた板を逆方向に捻るだけ。(わかりやすい映像はこちら)ただ、実際に使うかというと、あまり使ってる人は見たことがない・・・。
- 構え:スキーを滑る際の腕の位置のこと。(例:「スキーの構え」など指導する際によく使われる言葉)
*随時追加していきます。
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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報もやってます。