アルペンスキーGSテクニック(大回転)

アルペンスキーゾルデンGSで上位に来る選手の特徴。リバー・ラダムス、オールラウンダー系選手が順位上がる理由

11月 4, 2023

Photo:Sapporo Moiwa

今回のスキー上達方法とコツはゾルデンGSになると「なぜこの選手の順位が上がるか?」という特集の第1段をしたいと思います。YouTube動画でもスキーテクニックチャンネルを運営してるので上手くなりたい人はチャンネル登録しておいて下さい。

さて、今回は皆さんにもある「得意なコース、不得意なコース」の話を深掘りして解説していきたいと思います。

初回は先日中止になったゾルデン男子大回転の話をピックアップします。(次はバルディゼールあたりを予定)

ちなみに私はスキーテクニックチャンネルのエンディングにもベストリザルトを掲載してますが、「順位の良いレースは緩斜面の割合が多いところが多い」ということはブログで何度かお話ししたかと思います。

オデルマットは動画のこの表紙画像のように、腰からブーツにかけて足が他の選手よりまっすぐで板をしならせる動きを使います。通常のGSや技術選みたいな腰を落とすような上下の動きを「急斜面で」あまり使わないのが特徴です。

前回は上下動が一部古いスキーテクニックになっているという話をオデルマットの技術解説をしました。

実は上記の説明では不十分で、オデルマットの補足解説はスキーテクニックチャンネルの方で解説予定ですが、オデルマットに関しては

全部のレース会場でほぼ1位・・・。4位以下が2022−2023シーズンになく、彼に勝ったのは引退したブラーテンとシュオーツだけでした・・・苦笑

なので、オデルマットからまず取り上げたのですが、あくまでもオデルマットの滑りは専売特許モノなので、一般の人は上下の動きをきちんと使ったほうが速いと思います。

では、今度はオデルマット以外の選手に目を向けたいのですが、W杯も開幕したのでゾルデンにフォーカスして今回は解説します。

なぜゾルデンになるとオールラウンダー系の選手やリバー・ラダムスが活躍するか?

まずオールラウンダーについてですが、このレースは全種目の初戦ということもあって

スピード系種目開幕に向け、本番の雰囲気確認や調整を兼ねて出ている

ということもあり、本来スピード系が得意な選手が出てたりします。

特に

実は技術系も得意な高速系選手

  • アレクサンダー・オーモット・キルデ(ノルウェー。W杯SLの実績はゼロ。しかし北京五輪複合SLのタイム6位、2021年アーデルボーデンGS5位)
  • ヴィンセント・クリヒマイヤー(オーストリア・2023年ソルデウGS20位)

この2人は「THEスピード系選手」ですが、GSでもW杯で2本目に残れる技術は持っており、意外ですがキルデはW杯SL経験ゼロでもスラロームを滑らせるとシュオーツと0.36秒差という結果を出しています。(キルデは実はスラローマーとしても成功してたかも)

なのでゾルデンに出てきて本番を想定した練習試合としてよく出てきます。

そして、ゾルデンはいわゆる「オールラウンダー系選手に有利」な傾向もあります。

その理由からまず説明していきます。

オールラウンダー系選手がゾルデンで結果を出す理由

理由はいくつか考えられますが、1番大きいのは

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SAJバッジテスト1級所持。(合格証は下記のプロフィールにあり)元アルペンスキー選手がスキー技術向上に役立つノウハウを提供したり、IT、旅、本のことなども記録してます。なお、コメントはブログ・SNSなど返信しないのでご了承ください。

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