日本スキー教程改訂後の2024ー2025検定新種目を予想。不整地大回り復活?

日本スキー教程改訂後の2024ー2025検定新種目を予想。不整地大回り復活?
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日本スキー教程が2024年秋に改訂版が発売予定となってますが、不整地消滅・スーパークラウン案なども出てますが、今回は個人的に新種目を予想してみようと思います。

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追記

*2024年4月にSAJの指導員、準指導員の検定種目内容が変更されています。また、7月にスキー検定種目が発表され、現状維持とし、基礎パラレルターンという名前が消滅してるので、気になる人は下記のリンク先の記事をご覧ください。

スキー教程改定後の2024−2025SAJバッジテスト新種目を予想

技術選5連覇の武田竜選手ベースで撮影などが進んでいる全日本スキー連盟(SAJ)の新スキー教程は下記の過去記事で解説した通りですが、検定の現場などから

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おそらくこんな感じの検定種目が追加されるのではないか。

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というのを理由をつけて一覧にまとめてみました。

全部外れる可能性もありますし、1つでも当たればラッキーと個人的には思ってますw

スキー検定新種目で出てきそうなもの

以下はあくまでも予想ですので、エンタメとして都市伝説的に読んでください(笑)

予想1:中回り

追加されそうな検定:テクニカル、クラウン

すでに技術選の予選・本戦でも採用されている種目です。ターン幅(サイズ)は7mから9mが目安です。

この種目は技術選に導入されてまだ新しいせいか、練習不足が目に見えて各選手出たなーといった印象がありました。

今後、さらにブラッシュアップしたターンになっていくと思われますし、中回り種目を導入することでオールラウンドスキー板の売り上げアップもあり得るので、技術選というコンテンツの輸出を考えると外せない種目ではないかと思われます。

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個人的にはルールを透明化することで技術選というコンテンツを輸出し、SAJに世界中から放映権を獲得できると考えてます。問題は国際特許・商標などの費用がかかることです。マラソンの駅伝がなかなか普及しないのと同じで課題は山積だとは思いますが、個人的には雪不足、人口減少でもスキーメーカー、スキー場の利益拡大にもつながると考えてます。輸出をしなくとも、ネット時代なので相撲のように日本だけで開催し、英語版も作り、直接配信で先行者利益を取れると思います。(先にやれば、あとはFISがやろうがマネになるので最初にやることが重要と考えてますが、採算が合うかはまた別の話ですね^^;)

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予想2:小回りリズム変化

追加されそうな検定:1級、テクニカル、クラウン

小回りリズム変化も技術選に入ってますが、アルペンスラロームをイメージとルールにも書いてあります。

もし武田竜選手が湯浅直樹さんとの対談で語った

「アルペンから基礎、基礎からアルペン」

という新たな流れを業界の仕組みとして導入する場合、こういったアルペン要素は基礎と競技のどちらでも有効なので浸透させていく可能性は十分あるかと思います。

基礎の人もアルペンを経験し、アルペンの人も基礎を学ぶ。かといって今までの基礎とは違い、アルペンベースの基礎になれば少ないスキー人口でも流動的に市場が動くのではないかと思われます。

予想3:不整地種目は1級から消える

実施しそうな検定級:テクニカル、クラウン

これは今最も現実的にSAJ内で上がっている案件の1つです。このことは以前、不整地消滅に関する記事でお伝えしたばかりです。

予想4:不整地大回り復活

検定級:クラウン、スーパークラウン

スーパークラウン説はネット上にある都市伝説(噂)の1つですが、クラウンよりよりハイレベルの級を設定する噂もチラホラ出てます。

もし、その場合よりハイレベルな滑走技術が必要なので、90年代にあった「不整地大回り」がそのうち復活するのではないかと思います。

この種目は実際に90年代のスキー技術選でありました。私の所属していたスキー部も全員シーズン初めにやり、ポジションチェックを不整地大回りでやりました。技術選はもっと速いです。

山野井全選手の実際の滑りはこちら

1995年の技術選あたりを見ていた人は知っていると思います。本当に良い位置に乗っていないと簡単に転倒する種目です。

ある意味、本当のスキーのうまさが1番出る種目ではないかと個人的に思っており、検定種目に入れてほしいと思う派ですが、受験者大幅減でSAJの収入減になりそうな気もしてます。^^;

予想5:アルペンタイムレース

実施しそうな種目:クラウン、スーパークラウン

これをやるにはスキー学校にFIS公認大会上位経験者などがいないと難しいと思うので、ほぼ実現不可能だと思いますが、一部の検定会場にファーイーストカップ経験者を1人だし、その選手から1本のタイム差2秒から3秒以内だと全日本選手権くらいのレベルになるので1つの実力を見る目安になるのではないかと思います。

昔の技術選にはタイムレースが実際にあったので、各都道府県で1回のみの検定開催ならば実現可能ではないかと思いますが、おそらく参加者が一気に減るでしょう。

これを実施することでアルペンレーサーを増やすことも可能かと思いますが、結果的にスキー技術はアルペン、モーグル関係なく必要なので行き着く先は不整地があるならアルペンがあっても不思議ではないでしょう。

SIAの方でもアルペンのタイムレースがありますから、あり得る話かなと思います。

2024−2025SAJ日本スキー教程はアルペン寄りかも

Photo:Sapporo Teine

2024年の2月と3月に検定を受けに行きましたが、その際にジャッジから

「次のスキー教程はアルペン選手は有利かもしれない」

という話は聞きました。

あくまでも想像の域になりますが、可能性としては十分あるかと思います。かといって、不整地が1級から仮に消滅しても、受験者数増加になるかは疑問ですし、スーパークラウンができたとしてもトータルでスキー人口が増えるのかはやってみないとわからないでしょう。

ただ確実に言えるのは、少子化でスキーヤーが減れば、指導者も減っていくはずです。

今が「スキー業界の最も踏ん張りどころ」と思いますが、SAJとしてもいろいろ悩んでるのではないかと思います。

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