スキー技術選がアルペンフリースキー大会と言われる理由

スキー技術選がアルペンフリースキー大会と言われる理由
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今回のスキー技術選の話題はちょっと界隈的な話をします。

技術選はアルペンのフリースキー大会と思われる理由

とある掲示板で

技術選なんてアルペンのフリースキー大会だろ

という書き込みを見ましたが、こういう意見を言う方は間違いなく

アルペン経験者です。

ちなみにモーグルナショナルチームからも出てる方もいますし、純粋に競技経験のない基礎上がりのナショナルデモもいます。

私がいた学校からも2名のナショナルデモがいますが、どちらもアルペン経験がありインターハイでトップ10に入ってます。

なぜアルペンのフリースキー大会と言われるかというと、

  1. アルペン選手の雪上練習の半分から3分の1はフリースキー
  2. スピードを競う
  3. コブもやる

という3つを練習の中で行います。

一方、モーグルから技術選に参戦する人は少なく、コブで点数出てもロングターンやミドル・ショートターンをあまりしないか、基礎の世界に興味を持つ人が少ないので参加者が少ないです。

普段からアルペンスキーヤーは高い次元で滑ってるので、どうしても基礎上がりだけのスキーヤーはなかなか上位に来れないのが現実なのです。

基礎のルールもほぼアルペン

スキー技術選のジャッジは日本スキー教程という全日本スキー・スノーボード連盟(SAJ)の先生向けの教科書がルールのベースにあります。

この記事を書いてる時点では2024年10月7日に改訂され、毎年教程をベースに最新の技術を披露するのが技術選なのです。

こちらの本の武田竜さんのコメント参照

ちなみにスキー技術選2026のジャッジ視点を見ると、

  1. 基本動作(ポジショニング,エッジング,荷重動作)
  2. スムーズな切り替え動作
  3. ターン前半の捉えの早さ
  4. リズム変化への対応
  5. ウェーブへの対応
  6. ロングターン:14m-15m
  7. ミドルターン:7m-9m
  8. ショートターン:5m-5.5m

こんな感じでアルペン競技をイメージして滑らないと高得点が難しいのです。

特にアルペン経験がない人の滑りはターン幅で結構苦労するかと思います。

他の部分でもアルペンの練習で行うので

「アルペンのフリースキー大会」

と言われても仕方ない部分があります。

1980年の基礎スキー選手権ではシュテムターンもあり、みんな上手いのですが「背筋が伸びてる」などフォームも見られる時代もありました。

ただ、基礎独自の文化もある

基礎の文化とは

  1. 横滑り
  2. 雪煙が少ない
  3. 綺麗

という主に3つの要素があります。

アルペンだと「タイム=上手い」が全てですが、基礎は

「ビジュアル含めて上手い」

と思わせる要素が必要なのです。

もちろん、基礎スキーであり応用的なアルペンやモーグルような技術だけではなく、横滑りを入れないといけないので、横移動を入れたりなど工夫が必要になります。

なのでインストラクターなりたてのアルペンレーサーが1番難しいのは

横滑り、つまりアルペンではタイムロスになるタブーな「板をずらして滑れない」問題がある

のです。

私も非常に苦労したのを覚えてます。

年々?スキー技術選がアルペン化してる理由

技術選はスキー教程ベースなので、

  1. 3関節の連動
  2. 基本動作(ポジショニング,エッジング,荷重動作)

といった動きができてないと点数がそもそも出ません。

連動し、教程通りになると以下の動画のような滑りもでき、点数も自然と上がります。

また、技術選のリザルトでナショナルデモが上位20、女子10名で占められないと

おいおいナショナルデモで研修受けまくって練習してるのに、1級に負けてるのか

といった目で見られる世間体も気になるようで、

  1. 勉強不足
  2. 練習不足

が露呈するのでナショナルデモならではのプレッシャーも出るようです。

教程を理解し新たな技術を見せるのが技術選なので、W杯を見て取り入れるなど年中勉強する人の集まりなので、

スキー理論でつまらない。インストラクター辞めます。維持費もあるし。

という人もいます。(わかる)

W杯も間違いなく技術の最先端ですから、永遠とスキーを見続けられる人だけがいる世界と思っても過言ではないです。

本来、「捉えが早い」なんて一般のスキーヤーには関係なく、フィギュアスケートのようなジャンプ技がないので技術選は以下のようにジャッジされます。

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