パンチュロー優勝。技術系選手がスーパーGで上位を占めた理由

パンチュロー優勝。技術系選手がスーパーGで上位を占めた理由

アルペンスキー世界選手権2日目は男子複合が行われました。最新のスキーニュースと一緒に、今回はこの結果と1本目のスーパーGについて少し深掘りして書いてみます。

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2023メリベルアルペンスキー世界選手権男子複合の結果

将来的には消滅の方向に向かっているというか、ビックイベントのみの種目になりそうな複合。今回はスーパーGとスラロームの合計タイムになります。

優勝は地元フランスのアレクシス・パンチュロー。

ダウンヒルとは違いトレーニングランがない複合。

明らかに地元選手が有利な状況でしたが、完走者を見るとフランス人は3人エントリーして、完走はパンチュローたった1人という結果でした。

優勝候補がシュオーツ、パンチュロー、キルデの3人なのはみなさん想像の通りですが、意外だったのはキルデが高速系で5位と出遅れ、2本目のSLで棄権という結末でした。

パンチュローに対してももう少し詰めるかなと思ったのですが、意外にタイム差が高速系で出てしまったので、タイムを見てもフランス人が有利なレース展開になるのは間違いない展開だったのかなと思います。(彼の地元アヌシーから車で1時間半でメリベルなので)

さて、今回のリザルトを見ると1本目のスーパーGから技術系選手が上位に来る展開になりました。今回はこの理由について書いてみたいと思います。

リザルトは以下の通りです。

なぜ技術系選手がスーパーGで上位に来たか。

普通であれば高速系選手が上位に来るはずのスーパー大回転。

ですが、蓋を開けてみれば技術系選手が上位に名を連ねました。

なぜか。その理由は以下の通りです。

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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報もやってます。

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