パンチュロー優勝。技術系選手がスーパーGで上位を占めた理由
アルペンスキー世界選手権2日目は男子複合が行われました。最新のスキーニュースと一緒に、今回はこの結果と1本目のスーパーGについて少し深掘りして書いてみます。
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訃報:エレナ・ファンキーニさん死去。37歳
訃報:イタリアの高速系レーサー、エレナ・ファンキーニさん、腫瘍のためお亡くなりになられました。
— hide/snowweb.jp (@snowwebjp) February 8, 2023
あまりにも早すぎる37歳の若さでした。ご冥福をお祈りします。
Elena Fanchini, Italian skier and world silver medalist, dies aged 37 from tumor https://t.co/NDY0ySNUzW
2023メリベルアルペンスキー世界選手権男子複合の結果
将来的には消滅の方向に向かっているというか、ビックイベントのみの種目になりそうな複合。今回はスーパーGとスラロームの合計タイムになります。
優勝は地元フランスのアレクシス・パンチュロー。
ダウンヒルとは違いトレーニングランがない複合。
明らかに地元選手が有利な状況でしたが、完走者を見るとフランス人は3人エントリーして、完走はパンチュローたった1人という結果でした。
優勝候補がシュオーツ、パンチュロー、キルデの3人なのはみなさん想像の通りですが、意外だったのはキルデが高速系で5位と出遅れ、2本目のSLで棄権という結末でした。
パンチュローに対してももう少し詰めるかなと思ったのですが、意外にタイム差が高速系で出てしまったので、タイムを見てもフランス人が有利なレース展開になるのは間違いない展開だったのかなと思います。(彼の地元アヌシーから車で1時間半でメリベルなので)
さて、今回のリザルトを見ると1本目のスーパーGから技術系選手が上位に来る展開になりました。今回はこの理由について書いてみたいと思います。
リザルトは以下の通りです。
Meribel Alpine Ski World Championship Combined(men) result.
— Alpine Ski News by snowweb.jp (@snowwebjp) February 7, 2023
Top5:
1.Alexis Pinturault (FRA) 1:53.31
2.Marco Schwarz (AUT) +0.10
3.Raphael Haaser (AUT) +0.44
4.River Radamus (USA) +0.69
5.Atle Lie McGrath (NOR) +0.72
all result:https://t.co/6vAg1mA9MW
https://t.co/Zrieo58JVT
なぜ技術系選手がスーパーGで上位に来たか。
普通であれば高速系選手が上位に来るはずのスーパー大回転。
ですが、蓋を開けてみれば技術系選手が上位に名を連ねました。
なぜか。その理由は以下の通りです。