スキー技術選2026男子予選ロングターン順位動画。9割「捉えの早さ重視」のランキング?

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スキー技術選2026男子予選のロングターンを順位順に見れるようにしました。271点から268点までの滑り方を解説します。

第63回全日本スキー技術選手権大会:男子予選
ロングターン(急斜面/整地)ランキング順動画
順位 氏名 Bib 得点 滑走シーン
1位 奥村 駿 177 271
1位 佐藤 栄一 87 271
1位 山田 椋喬 130 271
4位 半田 翼 124 270
4位 武田 竜 245 270
4位 穴田 玖舟 189 270
4位 須川 尚樹 226 270
8位 伊藤 浩樹 136 269
9位 関原 威吹 84 268

J-SPORTSさんの動画にタイムスタンプついてなく見づらいので、埋め込み可能だったのでこちらでプログラムを書き順位が高い順に見れるようにしました。なお選手はこちらで選びました。ちなみに総合2位の森田選手は268点です。
動画版はこちら

スキー技術選2026男子予選のロングターンでジャッジはどこを見てたか?

技術選のジャッジがターン前半を重視する理由を解説

個人的にスキー技術選やアルペンスキーワールドカップのテクニック分析をして動画をアップしてますが、

読者・視聴者の方はターン後半の加速からターン前半重視にシフトした

ということはご存知かと思います。

もちろんターン後半も大事ですが、前半の動きが悪いと

  1. 基礎は点数出ない
  2. アルペンはタイムが出ない

という時代です。

今回は技術選に特化して話しますが、スキー技術選2026男子予選のロングターンを見ると

  1. ランキング順で見るとターン前半の捉えが早い順にほぼ並んでる。
  2. 270,269,268点の選手は上下動を上下に使ったり、内倒したりして1点ずつ引かれてる。

というのが並べて見るとよくわかります。

予選の点数が270点ー275点、決勝は275−280点がレンジのような点数の付け方ですから、275点が満点だとすると271点が今大会の最高得点となるのは妥当かなと思います。

270点、269点以下の選手がミスした点

最初はターン弧から分析しましたが、武田竜選手と奥村駿選手だけ大きく、あとは普通か小さめ程度なのでこの時点で

ジャッジはターン弧の大きさは絶対誰1人見てない

というのがわかりました。

では具体的にどこを見てたかと言うと、

9割「ターン前半の捉え」だけ見てた可能性が高く、あとは減点方式で点数をつけた

というのが私の見立てです。

そう考えると以下のミスで点数をつけていくと点数の意味がわかってきます。

  • 武田選手:5ターン目で内倒し1点減点
  • 半田選手:ターン弧小さめ、エッジングきつい?
  • 穴田選手:6ターン目で内倒し1点減点
  • 須川選手:ターン前半を意識しすぎてターン後半の推進不足で1点減点?
  • 伊藤選手:ターン弧が小さい
  • 関原選手:6ターン目で内傾角深すぎてエッジング強めとジャッジされたか

技術面だけをピックアップしたらこういった点が私は理解できましたがあくまでも推測であり、ビジュアルジャッジ2名の点数は抜いてます。

わずか数秒の演技で終わる大会ですから、5名のジャッジはある共通点を作ってジャッジしてるのではないかなーと思います。

ルスツ大会からターン前半の捉えはジャッジの項目に入ってますから、アルペンW杯のポールセット傾向から考えても横移動の理想のターン追求はしばらく続くと思います。

捉えを早くするには腰高が1番大事。縦の上下動から横の上下動の時代

また今大会でもう1つ気になったのは、

上下動が縦から横に移動した

というイメージを持ってます。

上下なのに横って意味わかんねーよ

という意見が聞こえてきそうですが、言葉が見つからないのでもう少し説明すると

  1. 板を横に投げ出すというイメージではないが、外スキーを伸展させて屈曲にする上下動に点数がつき
  2. 上に立ち上がる抜重のような力の抜き方はプラス点がつきにくい

という印象があり、これを

ジャッジから見てわかりやすく表現したのは奥村駿選手だけだった」

と見てます。

もっと突っ込んだ話をすると奥村駿選手の滑りは上下動してるけど、深い内傾角をとってターン前半外スキーが伸展してるので、横から見たら上下してるが、ジャッジ席から見ると頭が動いていないように見える滑り方といったらわかりすいでしょうか・・・。目の錯覚を利用した?と言いますか・・・。

どうしてもターン前半の捉えを重視しようとすると内向の影響でテールがズレたりしますが、テールまでしっかり荷重された滑りをする選手がほとんどいない感じにも見えました。

詳しくは内向・外向の長所短所で説明してます。

6連覇を達成した武田竜選手も縦に上下運動する滑りで上に力が抜けたりするシーンがあったので、雪質も今大会かなり選手たちはインスペクション段階で悩んだのではないかと思います。

捉えを早くするには腰高必須なことは過去動画で語ってる通りなので、より詳しく学びを得たい人は私のYouTubeチャンネルをご覧ください。

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