スキー検定に必要なターン幅はどのくらい?1級2級不合格になりたくない人必見

スキー検定に必要なターン幅はどのくらい?1級2級不合格になりたくない人必見

2025年1発目の記事は「スキー検定のターン幅」について解説します。本年もsnowweb.jpをよろしくお願い致します。

さて、2024年の大晦日に1級総合滑降についての解説動画をYouTubeにアップしましたが、2025年最初は

「ターン幅」

について解説します。

なぜターン幅がスキー検定において重要な評価項目なのか?

全日本スキー連目(SAJ)のバッジテスト1級と2級の採点基準に

「スピードと回転弧の調整」

と書かれてます。

結論から言ってしまうと、

一定のリズム、ターン幅で滑れるということは、スピードコントロール、的確な操作ができているということの証明になる

からです。

2024年12月31日時点の情報ですが、1級と2級のジャッジ基準の1つに「スピードと回転弧の調整」と書かれてます。 1級の急斜面だとこれが結構難しいという人多いかと思います。

https://x.com/hide_skiarea/status/1874004584164938151

また、参考までにスキー技術選のルールも

  1. 小回り:5mから5.5m
  2. 大回り:14mから15m

ときちんと記載されています。

参考までにスキー技術選小回り・大回りは

小回り:5mから5、5m

大回り:14mから15m

と規定があります。検定とは違いますが、1つの目安になるかと思います。テククラは特に。

https://x.com/hide_skiarea/status/1874009436462997531

これがもしスキーが苦手な人や初心者だと急斜面に行ったら一定のリズムでターンが不可能となります。

スキー上級者は

基礎がしっかりしてるので、パウダースノーだろうが、コブだろうが、気温10度の重い湿った雪やマイナス10度以下のアイスバーンでも同じターン弧、リズムで滑れる

ということが可能です。

アルペンスキー選手なら「どんなポールセットでも速く滑れる」ことになります。

それだけ基礎は重要です。

なぜスキー1級に不整地と総合滑降があるか?同じターン幅で滑るのは上級者の初期段階に過ぎない

この動画の中で1級の総合滑降について詳しく説明してます。また、1級になると不整地もあり、

スキーの総合技術が求められるのが1級。ゲレンデ全部を上手に滑れるレベルも1級

という位置付けに全日本スキー連盟(SAJ)は設定しているのではないかと個人的に思ってます。(あくまでも個人の感想です^^;)

テクニカルやクラウンになるとアルペンの要素がかなり入ってくるので、さらに上のクラス「プライズテスト」という名前に変わってますが、スキーはあくまでも級別テストがベースです。

わかりやすくすると

  1. 級別テストまで基礎技術
  2. プライズテストは応用技術

と言っても過言ではないかと思います。

ゲレンデを普通に滑るだけなら級別テストで十分ですから、1級までは本当に安全で正確なスキー技術というのを求めてるのが検定種目からもわかります。

ターン幅を見るのは安全と技術レベルを確認するのに最適

これが例えばテクニカルやクラウンの「パラレルターン大回り」や「小回り」とかになるとかなりスピードが出てきます。

ですが、1級大回りを除き、基本級別テストで「ベーシック」とついてる検定種目はSAJが重視する「横滑り」がベースにあり、この横滑りをテールでコントロールすることでブレーキ調整をする役割があります。

これができないと

一定のリズムでターン弧を描けない

ということがすぐにわかります。

この2つの動画あたりを見ればテールのズラし方がわかるかと思います。

もちろん、他に1級になると

といった動きも重要になります。

これらが全部連動して初めて1つの1級レベルの正確なターンが可能となるので、わからないという方は何度もわかるまで動画を見たり滑りをスローで見たりして研究してください。

私がちょうど1級レベルですから、プロスキーヤーよりもリアルにわかるかと思います。他にもYouTubeのスキー検定合格方法チャンネルではスキー検定1級、2級、3級に必要な細かい話、1つ1つの技術を詳しく動画やイラストを混ぜて無料解説してるので、チャンネル登録しておくと便利です。

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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報もやってます。

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