SAJ日本スキー教程2024改訂版の発売日・新刊予約受付はこちら。在庫状況もあり。
新しい日本スキー教程2024改訂版がこちらで発売開始となりました。
前回のスキー教程(2014−2023)は3本の矢で賛否。新刊は?
私自身も昨シーズン、約30年ぶりに基礎スキーというか、バッジテスト2級と1級を受験して合格しましたが、一応スキー教程は目を通してきました。
基礎スキーの世界はあまりよく知りませんが、大体10年に1回の改訂なんでしょうか。
私が知る限りでは
- 2003年は内足主導で賛否
- 2014年は3本の矢で賛否
と何かと突っ込まれるスキー教程ですが、今度はどんなことが話題になるのか気になってます。
ちなみに前回のスキー教程の頃とは時代も変わり、変化した点といえば
- インバウンドの増加
- 大回転が当時のR35からR30に。けどスキー板は90年台並みにストレート気味になった。(小回りは別)
- 雪がつかなく、不整地検定にも問題が出てきてる。
- 日本人スキーヤーの高齢化
といったところでしょうか。
不整地消滅の話はSAJ内でも実際に議論されていることは以前snowweb.jpでもお伝えした通りですが、次の10年後、バッジテストなどがどうなってるのか不透明な点もありますが、2024−2025シーズンのスキー検定は従来通りになったので、どう構成されるのか気になります。
2024スキー教程の表紙からわかること
表紙に書いてるのは
「技術指導のプロセスを1本の道でつなげる」
と書いてます。
また、DVDは43分と前回より短い内容。(前回は54分)
正直、
表紙からではさっぱりわからない・・・
ですが、基本技術をベースに初心者で覚えたことを上級者まで使うという流れになる?のかなーと妄想してます。^^;
スキーは初心者の段階で覚えるプルークボーゲンがベースにあって、この時点で
- センターポジション
- ターン弧の描き方
- 外足荷重
- ストックワーク
- 上下動
- 上半身のフォールライン
- 板のたわませ方
などアルペンスキー競技では当たり前の技術をこの段階で低速で覚えることができます。
噂では武田竜選手ベースになるという話は聞いてるので、湯浅直樹さんとの対談で彼は
「基礎の上がアルペン」
という立ち位置で考えてる方のようなので、アルペンレースで培ってきた
「どんなシチュエーションでもクオリティの高い滑りを実現する」
というベースが今度のスキー教程で出てくるのか気になってます。
事実、彼はこの記事を書いてる時点でスキー技術選5連覇を達成してますが、彼のストロングポイントは
どんな状況でも同じ滑りができる
ということ。
多くの選手がリスクを取って、92点以上が出る深い内傾角のターンをしてきますが、この滑り方のデメリットは
気温が上がって雪が緩むと内倒しやすい
という問題点を抱えてます。
ですが、技術選にはフィギュアスケートのような4回転半などの「技」がないので、こういったハイリスクなターンをしないとしないと得点が出ないというのは、個人的には競技の特性上、致し方ないのかなと思う部分でもあります。
アルペンスキー競技の場合、タイムで出ますから、1ターンあたりの処理時間が明確になりますが、技術選や基礎スキー検定ではそこの表現が難しいのです。
PCやスマホと同じで、スキーは
「処理速度が速い=上手い」
というのが基本ですが、スキーの上手さの定義をハッキリさせてほしいなーというのが個人的な願いの1つでもあります。(難しい話なんですけどねぇ)
何はともあれ、10月7日(月)が日本スキー教程2024の発売日なので、指導員を受験する方、スキー理論を学びたい方は手に取って見てください。
P.S.個人的には理論とか学ばないで、普通に練習しまくってたので、今でもスキー理論の話よくわからないです・・・^^;
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