SAJ新スキー教程で検定種目変更か。1級・指導員不整地消滅、スーパークラウン案など。

SAJ新スキー教程で検定種目変更か。1級・指導員不整地消滅、スーパークラウン案など。
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今日の基礎スキー検定合格のコツ・技術選最新情報はすでに動画でアップした「不整地種目消滅の可能性」について取り上げます。コメント欄でも皆さんからのご意見はSAJで議論されている問題など知ってる方がいましたらコメントをお待ちしております。

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追記:2024年7月11日に改訂され、2024−2025シーズンは現状維持となりました。詳しくは下記のリンク先をご覧ください。

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まず結論から言うと

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まだ何も決まってない。SAJ内で案が浮上してるだけ

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という状況です。

この動画の最後で栗山太樹ナショナルデモは

①スキー教程が変わることは間違いない

②不整地が消えるかどうかはGW時点ではまだわからない

と言ってますね。 不整地はテククラのみになるかな?

https://x.com/hide_skiarea/status/1794956713743000036

今回はこの話とスキーテクニックチャンネル内で話したことをテキストでもまとめておきます。

新スキー検定種目・教程はどう変わるのか?

いろんな噂がネット上でゴロゴロ転がってますが、1番公式に近い情報としては栗山太樹ナショナルデモの動画ではないかと思います。

また、一部では不整地が消える代わりに、クラウンのさらに上の「スーパークラウン案」なども見ましたが真相は不明です。

これらは大人の事情もあるかと思いますが、現実的にスキー市場を見てみると

  1. スキーインストラクターの高齢化
  2. スキー学校の維持問題
  3. 少子高齢化によるスキー市場の影響
  4. 円安による影響で用具が買えない人が増えてる問題(私みたいに型落ち半額で買って検定受ける人もいる)
  5. 全国的な地球温暖化&雪不足でコブに雪がつかず、そもそも不整地検定自体が厳しくなってきてる。(私の会場も半分にコースが短縮されました)
  6. スキー人口が減ってるので受験料も減り、検定級を新設しSAJやスキー学校の維持

などいろんな問題が日本市場にあります。

特に不整地種目は深刻ではないかと実際に1級検定を受けた私から見ても、雪不足で急斜面に雪がつかない問題は開催地問題にも今後繋がりかねないと見てます。

2024新スキー教程は武田竜選手中心に構成

2024年に全日本スキー連盟(SAJ)から新スキー教程が販売される予定ですが、発売日は2024年10月から11月を予定してるそうです。

北海道新聞の記事によればスキー技術選5連覇した武田竜選手が滑ってる(小回りかな?)写真が出てますが、実際に1級検定を受験したときも検定員から
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武田竜さんベースでスキー教程が作られているので、競技やってた人は検定で今後有利になるかもしれない。

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という情報は聞いてました。

具体的な中身まではわかりませんが、ネット上では様々な予想がされており、

ネット上の新スキー検定種目予想
  1. 1級と指導員の不整地種目が消える(これが1番信憑性高いと思います)
  2. 不整地種目はテクニカル・クラウンのみで展開される。(これは私の予想)
  3. クラウンのさらに上の「スーパークラウン」新設
  4. 不整地種目自体が消える説
  5. ポールでのタイムレースが入る(SIAのメダル検定をスーパークラウンに入れるとかあったりして・・・)

など情報が錯綜しています。

スキーテクニックチャンネルの動画でもお伝えしましたが、武田竜さんは「アルペンW杯が1番」と湯浅直樹さんとのアルペンW杯対談で語ってましたが、ひょっとすると

「アルペンスキー要素が基礎スキー検定に入ってくる」

ことも十分考えられるのではないかと思われます。

そもそも基礎も競技も本来関係ないはずで、上手い人はどっちもできますし、バックカントリーだろうがコブだろうが全部こなせます。

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本当にスキーが上手い人はどこを滑らせても上手い

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というのが私のスキーの上手さの定義ですし、ある程度スキーを極めた人は同じことを言う人が多いと思います。

しかし、現実には

  1. クラウン持っててもアルペンが下手
  2. 整地は滑れるけど、不整地になると下手
  3. アルペンやってても基礎1級も取得できない
  4. スピードが上がるとスキーが下手になる

という人もおり、これは本来技術の観点から考えればおかしなことなのです。

基礎がしっかりしてれば、だいたいどのゲレンデも滑れますし、ポール(旗門)もこなせます。

その「基礎」スキーができていないのであれば、検定種目全体を見直す必要がありますし、クラウン持っててアルペンできないのも技術設定としてどうかなーと個人的には思ったりもします。

技術選には中回りが出てきましたが、この種目もどこかの検定種目に設定される可能性は高いでしょう。

果たしてどうなるか?

コブが苦手な人には朗報かもしれませんね。

また、何か新しいことがわかり次第、Youtubeのスキーテクニックチャンネルでお伝えします。

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