スキー板の選び方上級者編。4つの種類を解説

スキー板の選び方上級者編。4つの種類を解説
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今回のスキー用品の選び方は「上級者のスキー板の選び方」について詳しく解説します。

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ざっくりとスキー上級者向けの板とはこんなカンジを指すのですが、上級者のスキー板の選び方は初心者や中級者とは違い、目的によって変わります。

上級レベルになると

上級モデルの種類
  1. レーシング:アルペンスキー競技に特化したモデル。回転、大回転、スーパー大回転、ダウンヒル(滑降)4種目に分かれる。なお、FIS公認大会に出る人はFISレギュレーションをクリアしたモデルしか使えません。
  2. デモモデル:デモモデル:技術選、検定などゲレンデ全般どこでも滑れて、高速ターンも可能なオールラウンドモデル。値段もピンキリで1級検定レベルなら4〜6万円でも十分ですが、ある程度トップがブレない板を買うことが重要。
  3. モーグル:コブとエアーで競うために作られたスキー板
  4. バックカントリー(マウンテン):深雪メインに特化したモデル。ゲレンデにも対応したモデルも多数。ただし、バックカントリーする人は遭難に備え、リュックやヘルメットなどの用具一式はもちろん、雪崩で埋まっても見つけてくれやすいビーコン食料などを装備するケースもあります。特にビーコンがないとブザーがなるニセコなどもあるので、準備は必須です。(下記で詳しく解説)

と枝分かれするのが普通で、目的がハッキリします。

ゲレンデ全般を滑りたい一般のスキーヤーだとデモモデルで十分ですが、バックカントリースキーをしたい人は浮力を得れる幅の広いスキー板を選ばないと、雪に埋まりやすいスキーヤーも出てくるでしょう。

一般の上級レベルのスキーヤーは何のスキー板を選べば良いか?

Photo:Sapporo Teine

結論から言ってしまうと

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レースに出る人はレーシングモデル。全部のゲレンデを滑りたい人はデモモデルを選ぶ。レーシングでもコブ以外は特に影響はない。SLモデルでコブをする人も多いが、板のしなりがすごいのでプレートの劣化に注意

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といったところです。

スキー技術選などに出てアルペンの回転競技モデルで出る人もいますが、個人的には板の上に乗っかってるプレートに影響が出ては困るので、レースモデルでコブにはいったことがほとんどないです。

タイムを競うアルペン競技に出ないのであれば、デモモデルが無難ですし、スキー授業レベルであれば尚更です。

上級者モデルにも男性向け、女性向け、子供向けもある

Photo:Sapporo Moiwayama

また、スキー板には上級者モデルにもさらに細分化され、

  1. 男性向け(メンズ)
  2. 女性向け(レディース)
  3. 子供向け(ジュニア)

の3つがあります。

簡単に言ってしまうと、女性や子供向けは軽量化されています。

ただし、女性でもアルペン競技などをやっていた方は男性向けのモデルを選びますし、板は重いほうが当然ですがスキー板がバタバタしません。

強いて言えば持ち運びくらいでしょう。

私がYouTubeで使用している2020年以前のSalomon Maxシリーズは上級者向けですが、正直いうと中級者モデルに近い上級モデルです。しかも女性でも扱えるモデルです。

プロスキーヤーは高いニューモデルばかり宣伝しようとするので、私はあえて

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装備を全部旧モデルの型落ちにしてる

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わけです。

この記事を書いてる時点で5年くらい前の装備で滑ってますが、お金をかけなくてもスキーは上手くなるので、このスキー板1本で私はコブも1級検定で合格したので、他に買うものがないのです。

特に家族でスキーをする方はできるだけ出費を抑えたいものです。

型落ちもこちらにたくさんあるので、お金をかけずに安全に上達したい上級者の方は、旧モデルで十分かと思います。

プロスキーヤーは契約上、ニューモデルを宣伝するのが常ですし、ニューモデルと書いて、実はカタログを見ると「前年度と素材に変更なし」と書かれてるケースも多々あるので、買う際は注意が必要です。

このことは下記リンクで詳しく記載してるので、気になる人は読んでみてください。

上級者は高額なスキー板を買ってもすぐ上達することはないので安く済ませるのがおすすめ

Photo:Sapporo Moiwayama

どこまでスキーが上手くなりたいかによりますが、全部のゲレンデを普通に滑れるようになりたいという人はオールラウンドモデルで十分でしょう。

あとは記事冒頭で述べた目的別のスキー板を選べば良いです。

メーカーによっても性能が異なりますが、どれも性能は十分なので、こだわって買いたい人は試乗会で買うべきですし、私みたいに

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どれでもいいっしょ派

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は同じレベルの性能なら1番安いスキー板を選べば良いかと思います。

私も1番安いのを買ってスキー場で楽しんで練習してるので、出費をなるべく抑えたい人は2、3年前の型落ちで十分ですよ。

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