今回のスキー用品情報は「スキー板の選び方中級者編」です。このレベルの方は2極化するので慎重に選ぶべきなので詳しく解説します。
まずスキー板の中級者モデルとはこんな感じのモデルになってくるのですが、選ぶべきポイントとしては
- 当たり前ですが、初心者モデルよりは値段が高くなる。価格帯は3万から6万円くらいがメイン
- 価格は上がっても性能も上がるので、より素材も安定感重視となり、小回りや大回りが表現しやすく、初心者モデルよりもバタつきづらくなる。
- 中級者は「上級者を目指す派」と「現状維持派」に分かれるので、コレによっても価格が変動する。
- 中級まではそこまでお金をかける必要がなく、次のシーズンでも型落ちが多く在庫があるのでニューモデルで買うのは損なケースが多い(かも)個人的には半額以下で買うのがおすすめ
となります。
これらを今回は詳しく深掘り解説します。
中級レベルのスキー板の選び方
私の使ってる旧モデルのSALOMON MAXシリーズはどちらかといえば上級者よりも中級者モデルです。ですが、全然高速時でもバタつかず、非常に安定した滑りができ、型落ちの安いモデルが常に在庫であるので個人的には
この価格ラインくらいが1番長く使えてお得
と思ってます。
常に旧モデルが毎年たくさん出ており、当時は68000円でこの板を購入しました。(2018−2019モデルだったはず)
今もYouTubeで使用しており、他のチャンネルではプロスキーヤーたちが高い板を宣伝してますが、私は型落ちで買い替えもせず動画配信用で使ってます。
上級者もそうですが、ぶっちゃけスキー板は
旧モデル、型落ちで十分
です。
人気のデザインなどは1月までに売り切れになりますが、デザインにこだわりがないのであれば、3月まで待っても十分ですし、1年以上前なら半額くらいで買えるのでそっちの方がお得です。
中級者はスキー板は型落ち旧モデルを買うべき。できれば半額以下で。
よく考えて欲しいのですが、
デザインさえこだわらなければ、スキー板とかウェアって半額で十分カッコいいし、本来の値段が10万円以上で半額ってお得じゃないですか?
と思うのです。
さらに消費者視点から考えれば
スキー用品店が半額にするってことは、ハイシーズンは2倍の価格でボッタくられてる状況
なわけです。
言葉は悪いですが、例えば5万円で買えるものを10万円で販売してるところもあるので、この価格差はボッタクリとしか思えません。
価格を見ればわかりますが、スキー業界は所得が高い金持ち相手の商売であり、そういった客層がメインターゲットなので、
たった10万か。安いじゃねーか。即買いだ。早い者勝ちだ。
という客がいっぱいいるので、カッコいいデザインの新品ニューモデルでも売れるわけです。
一方、庶民にとってはスキーというスポーツは高価なスポーツですから、できるだけ安く買いたいわけです。
なので私は
- 1日券2000円以下、シーズン券4万円以下のところで練習し
- 同じスキー用具を5年以上使う
- ジム通いはしてない(自宅に3万円以下でウエイトトレーニング室を作ったので)
- スキー板などの用具は半額以下を基準に選ぶ
ということをずっと続けており、下手すれば市民マラソンランナー並みに低予算で活動してます。
1級レベル、アルペン一桁順位経験者の私でもこのくらいの予算で上達したので、中級者はそこまでお金をかける必要はありません。
お金をかけるべき客層はプロを目指す人であり、
- 足を揃えて滑りたい人(パラレルターン)
- 急斜面にこれから挑戦したい人
こういった中級レベルの人は安いスキー板でも十分上達するので、そこまでお金をかけないほうが良いです。
安く買える時期、私の使用している用具の価格一覧などは下記の記事にて解説してるので、気になる人はチェックしてみてください。
中級者は2つのレベルに分かれる。おすすめのスキー板とは?
中級者は2つのパターンに分かれるので、買うときには以下の点に注意して購入すべきです。
- 足を揃えるレベルで十分な人は新品で2、3万円のスキー板でも十分
- 上級者を目指す人、毎年スキー場に行く人は長く使える少しスペック良さげの5、6万くらいの旧モデル価格を狙って長く使う。新品でも10万円以下で価格を抑える。
といった2パターンに分かれます。
中級者から上級者を目指す人はスキー板のジャンルを選定する。
上級者になるとスピードも上がるので、雪面からのショックが増えてスキー板の先端がバタバタしてきます。
そうなると例えるなら
軽自動車で最高速で走ってる状況
なので、安定感を感じないと多くの人は思うはずです。
上級者になるとエッジが1回で決まらないと綺麗なターンができないので、しっかりとしたポジションが求められます。
特に
- アルペン競技(回転・大回転)に挑戦する人
- スキー検定(バッジテスト1級・2級)に挑戦する人
このレベルを目指す人であれば、5万円から10万円の旧モデルスキー板が狙い目で、
- レーシングモデル
- デモモデル(オールラウンドモデル)
この辺りがスキー板の選ぶ基準となってきます。
スキーショップによって表記が違ったりするので、ざっくり分けるとこんな感じですが、
なるべくお金をかけないでスキー上級者を目指したい!
という方であればこのあたりが購入検討すべき対象商品となります。
1月2月から先行予約販売で3割引くらいでニューモデルを買えたりするので、スキー試乗会などに行って実際に各スキーメーカーを試してみるのも1つの方法です。
アルペンにはレギュレーション規定があるので注意が必要ですが、スキー検定などは特に規定がないので、なるべく安く済ませたほうがお得でしょう。
デモモデルでも基本はアルペン競技ベースで作られてるので、時速100キロを超えたとしても安定感がありますし、中にはHEADのDEMO WCRシリーズのように板自体がアルペンモデルと全く一緒で、プレートだけデモ使用にして販売されてるのもあるので、
価格が高くても長く使える高性能のスキー板がいい。けどアルペンはやりたくない。あくまでもゲレンデスキーの上級者になりたいし、コブも滑れる用意なりたい
といった人向けのスキー板もあるので、毎年発売されるスキーギア雑誌などを見て、自分に合ったスキー板を選ぶことも1つの方法です。
値段もピンキリなので、普段から楽天やAmazonなどでスキー板の価格比較をしたり、下記のセール情報ページで値段や値下げになった板をチェックしていくのもおすすめなので、ぜひ自分でいろいろ調べてみてください。
下手すれば万単位のお金が浮いて小旅行くらい行けるかもしれませんよ。
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