片足スキー、ストックなしで滑るコツ。センターポジション練習方法 PR含む

今回はスキーにおいて最も重要なセンターポジションに乗る練習方法をご紹介します。片足スキーは基本なので滑るコツも紹介してます。
この記事はこんな人に役立ちます。
- アルペンスキーで一桁順位を記録したことのない人
- スキー検定(バッジテスト・プライズテスト)になかなか合格できない人(不合格になる人)
スキーで1番重要なのはセンターポジション。ストックなしで片足スキーできない人はポジションが悪い証拠

スキー技術の教科書、日本スキー教程の中でもセンターポジションについて昔から口酸っぱく書かれてますが、これが1番スキーで重要な要素だからです。(上記の写真と下記の動画参照)
しかし、スキー検定(バッジテスト)やアルペンスキー競技をやってる人で
スキーで滑る「正しいポジション」に乗れない人が世の中の8割ほど
と言っても良いくらい上達に苦労している方が非常に多いです。
なので、今回はセンターポジションに乗る練習方法を2つ紹介します。
センターポジションに乗る練習方法1:片足スキー

片足スキーの滑り方はいくつかバリエーションがあり
- ストックありの片足スキー(左右)
- ストックなしの片足スキー(左右)
- ストックありの片足スキーで浅いコブでの練習
の3つが定番基礎練習かと思います。
順番としては
- ストックあり片足スキー左右(まず初心者はここから)
- ストックなし片足スキー左右
- ストックありのコブでの片足スキー
で、私のいたスキー部では毎年春の残雪トレーニングでやってたアルペンの基礎練習です。
コブはチーム単位でやりませんでしたが、1度だけ個人でトライした経験がありますが、結構怪我のリスクあったのを覚えてます。(怖かった^^;)
まあーやらなくてもスキーは上手くなるので、3番のコブに関しては上級者で興味のある人だけやれば良いかなと思います。
片足スキーのコツ。見るべきポイント

コツは上記の色を参考に
- 肩と腰のラインが平行(紫の線)
- くの字姿勢(黄色の太い線)
- 肩からスキーブーツまで対角線(緑の線)
- 腰は上記の腰高の写真にある赤矢印線よりお尻を下げない。(この練習は棒立ちで滑るくらい大胆に腰の位置を上げてください)
この4つができるときちんと
- 頭の上からブーツまで歩く姿勢のように1番力がスキー板に力が伝わり
- かつバランスも前後左右に崩れず
- 正しいポジションになった時だけスキー板がきちんと曲がる
というスキー操作の基本中の基本を体感することができるトレーニングです。
早い人は小学生のレーシングチームで遊び感覚で覚えていくので、できるだけ若い時からこういった雪上トレーニングをやると正しい操作法を体に染み込ませることができます。
逆に「ストックなし片足スキー」ができない人は間違いなく正しいポジションで乗れていないので、
- 板に力が伝わっていない
- 1番の影響で曲がりたい方向に曲がれない
- 結果、アルペンや検定で結果が出ない理由が全部この1つの練習でわかる
ということになるので、いかにポジションが大事かをスキーヤーが理解できる手助けにもなるので、ポジションチェックは定期的に行うようにしましょう。
ただし、練習する際に1つ注意点があり
ザクザクした荒れたバーンだと怪我する可能性があるので、なるべく圧雪された整地でやる方が好ましい。(雪に引っかかって転倒することを防止できる)
ので、練習する際はゲレンデ状況をよく見極めてから行うようにしましょう。
センターポジションに乗る練習方法2:棒立ち、ストレートなターン基礎練習
上記の動画再生後5分10秒から棒立ちのストレートなターン練習が出てきますが、多くのスキーヤーは
- ターンする際に内側に傾いて内倒(検定に多い)
- 1番の結果、センターポジションにも乗れず、外足に荷重が足りないので「板のたわみがない」、「スピードが足りない」といった現象を引き起こす
こういった初歩的な問題でスキーが上手くならない人を非常に多く見かけます。
まずターンの基本練習として初心者のうちはスキー技術選のような見よう見まねをするのではなく、
- スキーが正確に思った通りに曲がるにはどうすれば良いか?
- そのためにどんな練習をすればスキーが上手くなるのか?
をきちんと考え、調べ、実践してください。
深回りはスキー上級者になってからの技術であり、いきなり英検1級とかF1ドライバーのライセンスに挑戦するようなものです。
物には順序というものがあるので、まずは浅いターン弧、つまり上記のスキー動画に出てくるような
「基礎中の基礎のターン」
で
- 正しいポジションに乗るとどうなるのか
- なぜ正しいポジションに乗るとズラすターンだけでなく、カービングターンまでできるのか
- なぜスキー技術選はアルペンスキー経験者ばかりなのか
といったことも理解できるようになります。
全てはまっすぐなターン孤から。
それから徐々に横に移動するターンへと進化させます。
センターポジションに乗れない人はなぜスキーが上手くならないのか?

上記の写真もお尻がビンディングの真上にあるセンターポジションをキープしたままカービングターンで大回りをしてます。
こういったターンがなぜ多くの人ができないのかは、
センターポジションにそもそも乗れてない
からですが、そもそも何でポジションが大事か理解できない人が多いので最後にこれを説明します。
センターポジションに乗れない人がいくら練習しても努力してもスキーが上手くならない理由は

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基礎・競技に関係なく使えるスキー上達法についてYouTubeとブログで解説しています。用具に関する話題なども豊富にブログで書いてます。