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スキー場のシーズン券価格2億円以上の時代到来か。スキー国体廃止案、シフリン婚約、1級不整地合格のコツ 他

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スキーヤー・ブログ著者
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スキー検定1級所持の元アルペン選手。(賞状や合格証の証拠はプロフィールにあり)検定合格のコツや足を揃えて滑りたい人、アルペンW杯&基礎スキーの速報などを知りたい人向けに日々記事や動画を作ってます。トップページに新着情報があります。
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今回のスキー最新情報は以下のとおりです。目次からお好きなところをご覧ください。

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スキー場のシーズン券価格、2億円以上の時代くるか?

Photo:ニセコアンヌプリ山頂(グランヒラフ側)

90年代に予言書として登場し、私も2004年に読んだジェームズ デビッドソンとウィリアム リース モッグの共同著書、大いなる代償という本の通りにスキー業界は突き進んでいるような気がします。

この本の中で

「北米のヴェイルのような高級スキーリゾートが発展していくだろう。」

ということが書いていたのを覚えてますが、ニセコなど世界各地の一部のスキー場の「セレブ化」が加速してます。

ヴェイルは昔から高級スキーリゾート地ですが、世界が二極化していくと2007年のウィルスミス主演の映画アイアムレジェンドのようにゾンビが入らないよう、治安の良い街を人間たちが城壁を作り治安を維持するという構図が描かれてますが、これに似た方向性に2050年以降世界はなるのかなと考えることもあります。

この映画はゾンビで描いてますが、大いなる代償の世界観と照らし合わせると、

「金持ちが街に城壁を作り、それ以外の人を排除する」

という世界になりつつあるような気もしてます。

そんなことあるわけないよなー

とは思ってますし、実現化する可能性は少ないと思ってますが、このネットフリックス創業者、リード・ヘイスティングス氏の構想が世界中で増えれば、

「ニセコや日本各地のスキーリゾートを個人で所有する」

という時代もひょっとすると来るのかなと感じてます。

スキーリゾートは欧州では富裕層の休暇する場所であり、コミュニティでもあります。

なので、ニセコや白馬などには国内はもちろん、世界中から金持ちが集まってきてます。

バイオハザード、ウィルスミス映画のような城壁のある世界になるかはわかりませんが、都市伝説の世界で言われている「人類選別」がもし行われているのであれば、

「お金で人間を排除する」

といった動きが世界中で今後起きてくる可能性もあります。(ある意味もうとっくの昔から起きてる・・・)

日本は海に囲まれているので、飛行機の値段も釣り上げてしまえば、世界中の人が

「最後の楽園・日本」

に来ることができなくなります・・・。

しかも北海道は大きな島国で食べ物も豊富(食料自給率200%らしい)、水も綺麗・・・。もし水・食料不足が気候変動で起きれば・・・、世界中で治安が悪くなれば・・・

とまあ、こんな妄想の世界になることはないと思いますが、ウォーレンバフェットをはじめとする世界中の投資家が日本に莫大な投資をしていることを考えると、今後さらに円安が進み、日本人の安い労働力を使い、AIで楽園を作っていくなんて世界が世界で普及していくことも考えられます。

少なくともネットフリックス創業者のように

「スキー場は分譲になり、100億、1000億以上の億万長者しか来れないビジネスモデル」

は1つ形として、今後ある程度増える可能性は十分あるでしょう。

北海道や日本が地球最後の楽園になるのかわかりませんが、「資源豊かな国・日本」を獲るために世界中から狙われる可能性もあるでしょう。

超富裕層が何を考えてるかを私たちスキー・スノーボーダーが知る必要があるのは間違いないでしょうね。

スキー場と世界経済がかつてないほど今密接に絡んでいる気がします。

P.S.ニセコの旧ワイススキー場など価格は全く違いますが、似たようなことを行ってますね。閉鎖されたスキー場を超高級スキークラブにしてしまうのも1つの方法でしょう。

なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末

2024年4月12日時点のアルペンスキーニュース

以下はここ10日間のアルペン関連ニュースです。

シフリンとキルデが婚約

W杯通算100勝という前人未到の記録に突き進む、アメリカの女子のエース、ミカエラ・シフリンとノルウェーのアレクサンダー・オーモット・キルデが婚約したことを発表しました。

国スポ(旧スキー国体)廃止案出てきた

まだ案というか発言程度の話ですが、今後税収が落ち込み、地方自治体の予算が減れば、コストが高い国スポ(旧スキー国体)自体が無くなるかもしれません。

旧国体廃止案出ましたね。正確には冬季国体廃止という案かと思いますが、スキーなど自治体負担が大きい。 逆に雪のある地域は外国人観光客が集中で開放も難しいし、場所によっては客を減らす要因もあります。 少子化で大会数減少はあらゆる分野で増えるでしょうね。

https://twitter.com/hide_skiarea/status/1777420461955239944

イギリスナショナルスキーチームが強くなってきてる理由。DライディングがFISに提案

要は「標高の高いところでやれよ」ということです^^;来季の男子回転開幕戦もレヴィを予定してるようで、2024−2025アルペンスキーW杯のスケジュールも大きく変わるかもしれません。

イギリスのBBCにデーブライディングが登場。

要約すると

①FISは気候変動に対し、新たなプランを稼働させる必要がある。

②彼が実質、イギリススキーチームの監督兼選手。

③(温暖化の時代になってか)雪なし国の反骨精神で次の五輪も目指す。

UKは非常に戦略的です。記事は下記にあります。

https://twitter.com/hide_skiarea/status/1777797233888375039

ブラジル代表「チームブラーテン」メンバー発表

ノルウェースキー連盟と揉め、引退したブラーテンはすでに現役復帰してますが、そのスタッフメンバーも発表されました。

「チームブラーテン」のメンバー

Athlete: Lucas Braathen 

Team Manager: Björn Braathen 

Ski Coach: Peter Lederer 

Ski Coach: Michael Pircher 

Coach Assistant: Christian Hoel    

Atomic Service: Tor Schjetne 

Physical Trainer: Kurt Kohtbauer

https://twitter.com/hide_skiarea/status/1778508215644537174

スキー場の倒産件数、過去最高

地球温暖化、気候変動の影響で日本各地のスキー場の積雪が一気に減ってます。その影響もあってか2023−2024シーズンのスキー場倒産件数は過去最高になりました。

スキー場の倒産件数、2023年は7件で過去10年で最多に

25年ぶり、たった7本、1時間半の練習でスキー検定1級不整地1発合格した方法

1ヶ月ぶりにYouTubeのスキーテクニックチャンネルも更新しました。動画と解説記事は下記にあります。

スキー1級不整地小回り練習方法。25年で7本(1時間半)のみ滑って1発合格したコツとは?

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