正しいスキーの上下動とは?ただ上と下に動かすのは間違った滑り方 PR含む


今回の1ヶ月で1桁順位になったアルペンスキー練習方法&W杯速報は、よくある間違いの1つである「上下動」について解説します。
スキーの基礎技術の1つに「上下動」があります。
レベル的にはスキー検定2級から登場し、アルペンスキー競技まで使う基本テクニックの1つになります。
要は「正しい上下動」をすると、上記の動画の2分4秒から出てくる比較映像のようにスピードが変わるので
- スキー検定ならプラス評価
- アルペンスキーならタイムが良くなる
といったメリットが出てきます。
しかし、多くの人は間違った上下動をしてるので、今回はここを深掘り解説します。
なぜ上下動しないといけないの?上級者になりたいなら必須の技術

スキー技術で1番重要なのはセンターポジションと初回でスキー検定1発合格上達方法&アルペンスキー競技で1桁順位なるまでにやってきた練習方法で私は説明しました。
板のセンター部分に乗るのはスキー初心者の上達の上でも必須であり、全スキーヤー共通のテーマでもありますが、上下動に関しては

スピードを求める上級者限定の話
になってきます。
なぜスピードを上げるために必須の技術が上下動なのか?それは
「スキーはトランポリンの原理で速くなる」
からです。

トランポリンの場合はジャンプするので、地上に向かって落下するときに、落下エネルギーが増すとより高く飛べます。
一方、スキーの滑走中に自分からジャンプするわけにもいかないですよね?(苦笑)
ジャンプしたらおそらく転倒するかと思いますし、板を雪面から離すと空気抵抗を受けてしまうので減速してしまいます。
なので、トランポリンとは違う形でエネルギーを自ら発生させないといけないわけです。
その方法が上下動なのです。
間違った上下動をするスキーヤーのほとんどがスピードを求めない人ばかり。ある一定スピードがないとターン後半の加速がそもそも生まれない

上記の画像をクリックすると拡大表示されますが、このようなショートターンの弧を描くには一定のスピードが必要になります。
いわゆる「カービングターン」が下記の右画像なのですが、エッジからエッジを立ててスケートのように滑り続けるのがカービングであり、テールで横滑りしないで滑るとこんなターン弧を描けます。

しかし、スピードがないと板のテール部分はプルークボーゲンのような横滑りをしてしまうので、1級以上のレベルはこのカービングターンの要素を使わないと速いスキーをすることができません。

低速だと
- プルークターン:カービング(エッジを立てて滑って、滑走面が雪面に付かないようなイメージで滑る。)
- プルークボーゲン:板のテール部分を横向きにする。
という違いがあります。プルークターンの延長がカービングターンというイメージを持つとわかりやすいです。


要は右側のように雪面に対し、スキー板を包丁のようにエッジを立て続けるのがカービングターンです。
カービングターンになると雪煙が減るので主にアルペンスキー競技で使われるのですが、一般のスキーヤーはそういった滑りをする機会がないので、
- スピードに抵抗があり
- スピードも出ず
- 結果、上下動の本当の動きもできない
といった問題点が出てきます。
スピードがそもそも出てないと、下記の画像のようにエッジを立てた際(右側のカーブしてる状態)に、遠心力が足りず、結果、内側に倒れる「内倒」という現象が発生するので、多くの人は下記の画像のようになります。


スピードが足りない人がパラレルターンする時、または外足荷重を知らない人は必ず内側に体が全体が倒れるので、イラストのように
- 内側の足に乗ってリカバリーしたり、
- そもそもスピードがないので、雪面から反発力がもらえず、ショートターンができないので無理やり上半身を捻る滑り方
になるわけです。
競輪選手が斜めの急なカーブのバンク(斜度32度)を転倒せずに走れるのは、スピード(遠心力)があるからです。
そしてこの競輪の原理と同じく、ショートターンやロングターン、カービングターンをするには
- センターポジション
- 外足荷重
- さらに上下動で重さを意図的に加えていく
ことで以下の写真のように競輪のようなバンクが雪の中ででき、自ら作ったバンクを板のセンター部分で外足荷重し、板が弓矢のように反発するのでどんどんスピードが上がっていくのです。
しかし、スピードがない人は競輪の自転車のように、この雪面バンクの中で体全体が斜めに傾くので、遠心力が足りず重力の力で内倒するのでスピードは必須になります。

なので、夏場からアルペンスキー選手は
- 筋肉で体重増やしたり
- ただ重くなるだけでなく、素早く次のターンに入るための屈伸運動を強化するための瞬発力トレーニング
- 体幹強化
- シーズン通して戦うための持久力トレーニング
- 1分・2分の競技時間でマックスで出し切る筋持久力トレーニング
などを必ず行います。
スキーの上下動はどの瞬間に使うのか?

では、どの瞬間に上下動を使うのか?
そして実際に2級検定であった間違った上下動との違いを説明すると以下の通りになります。
最新情報は
Xで受け取れます。
この記事を書いた人 Wrote this article
hide
スキーとweb技術(ブログ・AI検索アルゴリズムなど)について書いてます。トップページに各専門コーナーがあるので深く学びたい方はブックマークしておくと便利です。