スキーの小回り(ショートターン)ができない人のおすすめ練習方法(1級・2級検定も対象)

スキーの小回り(ショートターン)ができない人のおすすめ練習方法(1級・2級検定も対象)

今回のスキー上達方法は「小回りができない」方向けの内容です。いくつか練習方法をご紹介します。詳しくはこちらのP95にある写真をご覧ください。

こんな方におすすめ

  • スキーの小回りができない人
  • スキー検定2級からの基礎パラレルターン小回りができない人
  • ショートターンに挑戦してるけど、全然見栄えが良くならない人

こういった悩みを持つ方に役立つと思います。

スキー小回りできない人はこの流れで練習すると習得が早いはず。

Photo:札幌藻岩山スキー場

子供の頃は誰でも

「見よう見まね」

でスキーの練習をしました。

その中でも小回り、つまりショートターンに憧れる人は子供から大人まで多いです。

子供の頃、私はどのように小回りの練習をやったか?

そして身につけたか?

それは

フォームを気にせず、まず下半身をひたすら一定のリズムで曲がることを意識した

というのはよく覚えてます。

最初はクネクネした小回りフォームで、おかしい小回りからみんな始まる。

右側のイラストは上半身を内側に向けすぎたいわゆる「内向姿勢」。逆を外向姿勢と言います。

本来であれば外足荷重を意識しつつ、ターンする際は正対になっているというのが理想ですが、中には2級合格者の中に外向姿勢が強すぎて、ターンの切り替えがおかしくなってるケースもあります。

実際の写真がこちら。P89の65点を取ったスキーヤーの5コマから6コマ目の写真参照

スキーのフォームには3つの姿勢があり、それぞれに長所と短所がありますが、基本は正対の状態をずっと維持してるイメージで滑ります。

長所短所

  • 外向姿勢:板の向いてる方向に対し、体が外を向いてる状態。アルペンだとターンの終わりのギリギリまでこれをやるとターン後半の加速が可能ですが、デメリットは次のターンが遅れてタイムロスになる可能性があります。しかし、コブ(検定)では必須姿勢です。
  • 内向姿勢:上記の2名のイラストの右側になります。上半身が板の方向に対し、内側を向くとほとんどの場合、内倒の原因となり、転倒リスクが上がります。アルペン競技だと外足からの反発力がもらえず、タイムロス(減速)になります。ただ、アルペンのスラロームなどで次の旗門が狭い時に、内向きにし、外足荷重を強めることでトップが噛んで、ラインを上に戻すといったことができますが、内側にローテーションするので転倒リスクもあります。
  • 正対:ロングターンにしろ、ショートターンにしろ、基礎・競技に限らず正対してるのが基本となります。

とまあ、小難しい話をしてしまいましたが、これはあくまでも上級者がやってることですが、こんな理論を覚えなくてもできるので、次でやり方を解説します。

最初の頃はフォームよりもっと重要なことがある。小回りのコツとは?

Photo:Sapporo Teine

フォームが正しいというのは理想ですが、やっと足を揃えてパラレルターンができるようになった人にとっては小回り(ショートターン)することはなかなか難しくできないという人も多いでしょう。

では小回り初心者の人はどのように最初滑れば良いのか?

ここからまずやってみることを強くおすすめします。

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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報もやってます。

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