パラレルターンはどのくらいかかる?1日でできる人もいる。

パラレルターンはどのくらいかかる?1日でできる人もいる。
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今回のパラレルターンの滑り方は「どのくらいでできるのか?」という疑問にお答えします。結論、最短1日です。練習方法をご紹介します。

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スキー初心者と言っても個人差がかなりあります。

運動神経が良い人なら早い人で1日でゆっくりとしたスピードでパラレルターンができる人もいるでしょう。

ただ、スキー板を初めて履く人、リフトに乗車したことのない人なら2、3日かかるかもしれません。

なので、

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指導者がいて、ガッツリ合宿状態で丸1日練習に当てられるなら2、3日でマスターする人は結構多いはず

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というのが平均値ではないかと思いますし、ダラダラマイペースで独学でパラレルターンの練習をする人は1年かかる人もいるかと思います。

それだけ指導者がいるかいないかは大きいです。

今回は最短でパラレルターンを習得する練習方法を動画を交えてご紹介します。

パラレルターンを最短で習得する方法

Photo:ニセコ花園

まず上記の写真を見てください。

パラレルターンを短時間でマスターするためにこの1ページに詰め込んでノウハウをまとめておくので、頭に入れてスキー場で練習してみてください。

パラレルターンで重要な部分
  1. 外足荷重は必須(簡単に自由自在に曲がりやすくなるため)
  2. ターンとターンの間は必ずストックをつく
  3. 練習場所は下記の動画のように真っ平な斜面でひたすら感覚を掴み、コツがわかってきたら緩斜面、中斜面とレベルを上げていく

これだけです。(下記で1つ1つ説明します)

練習場所は下記の動画のような感じが理想です。

最短練習法1:真っ平らな場所で練習する理由はスピードの恐怖心を減らし動きに集中するため。

*2分35秒から解説。途中画面が揺れるので「動画酔い」にご注意ください。

実はパラレルターンを手取り覚えたい人はゲレンデというより、

「わずかに下る真っ平な場所」

の方がスピードが絶対出ないので、恐怖心が減って動きに集中することができるんですよね。

これがスキー学校とか授業になると、いきなり公園の坂などを使ってチャレンジさせるのでスピードを抑えることで精一杯になります。

むしろスキー場の方が練習に集中できない場合もあるでしょう。(周りのスキースノーボーダーに気を使うので)

とにかく真っ平らな場所をまず探すと、体の動きに集中できるので、練習場所を確保しましょう。

最短練習法2:外足荷重を知る

Photo:Sapporo Teine

外足荷重とは下記のイラストのように「外側の足に体重をかける」という意味です。スキーは重力スポーツなので、外側の足にきちんと体重をかけることができると楽になる曲がり、あとは足を揃えるだけとなります。

どうやって体重をかけてるかは上記の動画を見るとよくわかります。イメージとしては少し外側の足に肩を下げるイメージで滑ると簡単に外足に荷重できます。

最初よくわからないという人も多いので、スピードが1番出ない八の字、いわゆるプルークボーゲンで滑ると簡単に曲がってくれるのを実感できるので、まず低速のプルークボーゲンからやってみてください。

最短練習法3:ターンとターンの間は必ずストックをつく

上記の動画再生後3分30秒からシュテムターンのスロー映像が出てきます。

足を揃えようとする際にストックをついてるのがわかるかと思いますが、これはクルッと回りやすくする役目もあります。

ストックをつくと腰の位置を一旦高く戻すことができ、操作が楽になるポジションになるのでストックをつくとクルッと回りやすいというわけです。

実際に足を揃えてるのがわかりやすいのでぜひご覧ください。

パラレルターンがどのくらいでできるかは練習のやり方次第で決まる

Photo:Sapporo Teine

いきなり急斜面や中斜面に行ってもスピードが出て恐怖になるのは当たり前です。今回紹介したような

「すごく緩い真っ平らな斜面」

を使えば、ゆっくりとスキーは進むので、怪我する確率も少ないでしょう。

ぜひスキー場で挑戦してもらえればと思います。なお、今回紹介した私のYouTube、スキーテクニックチャンネルではレベルアップする人のための解説がいっぱいあるのでチャンネル登録しておくと便利です。

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スキーは楽しくゲレンデで安全にみんなが楽しめればそれで良いと思います。ただ、検定やアルペンなどは最低限やるべきことがあるので、ブログとYouTube、Xでそれぞれ細かくお伝えしてます。アルペンW杯・冬季五輪速報もやってます。

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