速報:アルペンスキーワールドカップ日程が40年ぶりに夏開幕案でFISが動く。最終戦は4月?

速報:アルペンスキーワールドカップ日程が40年ぶりに夏開幕案でFISが動く。最終戦は4月?
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今回のアルペンスキーワールドカップ速報&冬季五輪速報は2025−2026または2026−2027アルペンスキーW杯の日程が大幅変更されそうというニュースをお伝えします。

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オーストリアスキー連盟やゾルデンが猛反対しそうな案件ですが、すでにFISは動いてます。

この記事の要約
  1. 雪不足問題、悪天候問題、スポンサー収益増などを考慮し40年ぶりにアルペンスキーW杯開幕戦が夏になる可能性があり、FISディレクターが10月に南半球を視察。支持者も多い状況。(昔は8月でした)
  2. 早ければ2025−2026シーズンから?J -SPORTSなど各国の放送局、下部大会を考慮するなら2026−2027シーズン以降かも。
  3. 鳴物入りのスイス・ツェルマットW杯が2シーズン連続で中止となり、これを復活させるためスイスの元W杯選手でありスイススキー連盟会長のウルス・レーマンも南米を視察し、アルペンW杯夏開催可能と判断。ツェルマット最終戦案を考案中。現時点では「春最終戦」と言ってますが、W杯日程を引き伸ばす案も出てるようなので4月最終戦という可能性もあるのではと個人的に予測

これ以外の情報もUSスキーチームメンバーのドーピング問題などたくさんの速報を下記リンク先でアップしてるので、気になる人はご覧ください。

ここ最近のアルペンニュースラインナップ
  1. ヒルシャーはトップ10入りを果たすとトーマス・シコーラが予想
  2. アルペンUSスキーチームメンバー48人発表。一人だけドーピング検査欠席で12月まで出場停止に
  3. アルペンスキー選手としても活躍した春原優衣選手が引退
  4. オーストリアだけでなく、アルペンや競技スキー自体が崩壊に向かってる理由
  5. トップ選手のターンとターンの間の形
  6. スロベニアナショナルチームが1億4000万の負債抱える
  7. 雪面に力を伝えるポイント
  8. シュオーツが病室の写真を投稿。W杯復帰の時期遅れるか?

アルペンスキーW杯の日程が長期化する可能性

Photo:PHOTOMDP

なぜアルペンスキーW杯の夏開催案が出てきたか?

近年、欧州の雪不足によるW杯中止が相次ぎ、さらにオーストリアの若手はもちろん、世界中の経済悪化でスキー選手が激減しているという問題もあり、国際スキースノーボード連盟(FIS)は課題が山積してる状況です。

これは個人的な推測ですが、おそらくFISは

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マーケットの拡大が急務

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ではないかと思われます。

オーストリアも5年後大国を維持してる可能性がかなり低くなるという予測も出ており、雪がない欧州頼みのアルペンスキーワールドカップというコンテンツは野球のような偏った地域ではなく、サッカーのような世界市場にしないと持たないという理由もあるかと思われます。

幸い、スキーは南半球もテレビ中継の対象とすれば

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トレーニング環境や余暇、活動費など賛否あるとは思いますが、やろうと思えばほぼ通年でスキー競技中継が可能

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というコンテンツでもあるわけです。

一方、移動距離が増えれば二酸化炭素が増え、SDGsという点からも冷たい目で見られるので、スケジュール経費、環境問題も加味しないといけない時代です。

2028年からはFISゲーム開催ということもあり、W杯、世界選手権、オリンピックと合わせると4大イベントになることが確定済みなので、選手の負担はさらに増えていくのではないかと予想できます。

ただ、見てる方はワイルドカードルールが新設され、ヒルシャー復帰が決まり、アルベルトトンバまで復帰を検討していた状況なので、エンターテイメント性を上げてサッカー選手並みの年収にするというFISの「プロ改革」(と私が勝手に呼んでます)がどこまで進むのか注目されます。

少なくともこれらの動きからわかるのは

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長年のルールをなるべく守りながら、反対派も出る覚悟で斬新な企画をテスト。スポンサーを集めてFISが「スキー」というスポーツの付加価値を上げようとしてる

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のは明確です。

頼みの綱の欧州が雪不足。

当然ですが、ヨーロッパの練習環境は悪化するばかりです。これでは10年後選手が育つのは

  1. 日本のような雪が豊富な地域で富裕層のアジア選手が育つ
  2. 雪がない欧州などの地域は富裕層のみ上達していく
  3. 年収1000万以上の世帯でないとアルペンスキー競技ができない

となるのはほぼ確実で、このことは下記の投稿でも書いたとおりです。

用具の値段も年々高くなってますが、幸い日本には基礎スキーという業界がありますから、低予算でどこでも一人で練習し目指せる「技術選」というコンテンツも今後世界から注目されるのではないかと個人的には考えてます。

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賛否ありますが、ルールを明確にすれば人口は増えるはず。個人的にもルールの透明化するべく数値化する作業を空き時間に進め、YouTubeのスキーテクニックチャンネルで公開してます。

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一人でも練習でき、上達するフリースキーの世界。

フリースタイルスキーと呼ばれる業界は今後の成長産業の1つであり、実際世界のアスリートの長者番付でスキー選手が2位まで来てるのです。

FISが考える「プロサッカー選手並みにする」ということは実現しつつあり、アジア市場と世界市場全体が要になるのは間違いないでしょう。

アルプスにW杯日程を集中させたツケが雪不足ということで一気に欧州にダメージがきてるわけですが、今後世界にスキーコンテンツをいかに拡大させるかが重要課題ではないかと思われます。

貴族の方々だけではもうスキーやスポーツ業界は維持できないのではないかと見ています。(オリンピック人気低下が良い例)

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