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全日本ナショナルスキーチームウェア在庫あり。クリストファーセンのスキーテクニックがどのセットでも通用する理由

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スキー検定1級所持の元アルペン選手。(賞状や合格証の証拠はプロフィールにあり)検定合格のコツや足を揃えて滑りたい人、アルペンW杯&基礎スキーの速報などを知りたい人向けに日々記事や動画を作ってます。トップページに新着情報があります。
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今回の話題は4つです。お好きなところをどうぞ。なお、ブログは1日以上遅れて情報流すことが多いので、速報で見たい人はTwitterをご覧ください。

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パンチュロー、SL引退へ

パンチュローがSLから引退するようですね。高速系にシフトしていくようです。

https://twitter.com/snowwebjp/status/1628142366334013440

佐々木明選手、カナダのFISレースで優勝。21日は2本目途中棄権

https://twitter.com/snowwebjp/status/1628145753154793473

近年、「腰高×2」と言われてますが、なぜ重要かというとこういうことです。(上記の動画は韓国優勝の時のもの)

動画を見れば腰高がいかにスキー板をしならせ、縦方向になるので減速しないかわかるかと思います。佐々木明選手のスキー板は弓矢のように曲げてしっかり滑るので、弓矢の反発のように板を通して雪面からの反発をもらい、そのまま次のターンに繋げるので速いわけです。

 エッジングをするということはブレーキをかけるということです。日本勢が今低迷している原因の1つにスキー板の性能を活かし切れていないと個人的には見ています。

クリストファーセンのスキーテクニックがどんなセットでも表彰台レベルに絡む理由。アルペンスキー世界選手権男子SLセットは史上2番目の難しさかも。

 アルペンスキー世界選手権は日曜日の男子回転で幕を閉じました。

最後に優勝したのは1本目トップのマヌエル・フェラーから0秒91遅れで16位だったヘンリック・クリストファーセンが大逆転という結果でした。

2位には元アメリカのAJ・ギニス(ギリシャ)、3位はアレックス・ビナツァー(イタリア)。日本勢は小山陽平選手が37位、加藤聖五選手は途中までは良かったのですが残念ながら1回目途中棄権で終わりました。

個人的な感想を言うならば

アルペンスキー史上、ソチ五輪男子SL2回目に続く2番目に難しいポールセットだった

と思ってます。

そのくらいSL2本目スタート直後の振り幅は異常で、カメラ前走で見てもありえないくらいの振り幅。視界からポールが消えるくらいの振ったセットでした。

ポールセッターはドイツのBRUNNER Berndだっただけに、ストラッサーなどドイツ勢が普段このハイレベルなセットを練習してきたのを見せつけるかのように、急斜面を良いタイムで滑ってました。急斜面だけならドイツ勢が1番うまかったと思います。

 ただ、手術して復帰したルーカス・ブラーテン(ノルウェー)は他国のセッターでも無難に急斜面を滑ったのはさす。しかし、クリストファーセンのプレッシャーなのか中盤で失速し、7位で終えています。

 また、1、2本とも無難に滑った元アメリカのAJ・ギニス(ギリシャ)は2位で終え、1・2本目ともきちんと揃えてきたのはいかに彼がスラロームで急成長しているかがわかります。

 クリストファーセンに最も似ているので、今回はこの2人のスキーテクニックについて書いてみたいと思います。

ソチ五輪男子SLも3位だったクリストファーセン。なぜ彼はどんなセットでも表彰台に絡むレベルなのか?日本勢はなぜ低迷しているのか?

勢いだけなら間違いなく、ノルウェーのブラーテンで、ヒルシャーを彷彿させるような短いエッジングの滑りで理想的です。

ただ、彼の滑りはまだ若いせいか荒削りな部分があり、ターンの抜けは良いものの、エッジングがまだきつめのターン孤となっています。

なので今後のポールセット次第ではまたブラーテンはランキングを落とすか、なんとか第1シードキープという印象のスキー選手になると個人的には予想しています。(わからないですけどね。精度を上げてるので)

 一方、クリストファーセンは10年近くW杯の上位に君臨し続けています。

ロシニョール時代の最後はマテリアルのセットアップに苦労して低迷した時期もありましたが、基礎がしっかりしているのでVandeerになっても上位をキープしているのだと思います。

 ではその基礎とはなんなのか?

別の言い方をすれば、今の低迷する日本勢の話にもつながる話になるわけですが、上体の使い方の旨さにあります。

具体的には

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