スキーの滑り方の種類一覧と上達する練習方法。SAJバッジテストの滑り方の違いも解説

スキーの滑り方の種類一覧と上達する練習方法。SAJバッジテストの滑り方の違いも解説

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このページではスキーの滑り方の種類を一覧で表示し、それぞれのコツを解説しています。また、スキーバッジテストの滑り方と一般の滑り方は違うので技術解説もしてます。

スキーが上手くなるまでどのくらいかかる?レーシングの人たちが上手くなるのが早いのは才能ではなく、この考え方で練習してるから。

スキーは腰が8割この順番が理想
スポーツや物事でうまくいくために重要なこと
  1. 目に見えない体の部分を正確に動かす能力を上げること。コピー能力は鏡や録画などで「確認」から修正できます。
  2. 物事が早くうまくいく人は客観的にその場でコーチから聞いてすぐ修正できる環境にいます。
  3. 雑誌や動画を見ても表面しか学べません。差がつくのは練習の外、つまりプライベートにあったりします。ちなみに私は大晦日も元旦も1人で練習してました。
上達の目安

ステップ4までは10分から午前、早い人であればステップ6まで1日でたどり着ける人もいます。個人差が大きすぎるので運動能力とかセンス次第ですが、週6で滑ってもステップ7までは平均1.2年はかかると見たほうがいいですし、パラレルターンまで10年かかる人も実際にいます。熱量の大きさも大きく関係します。

スキーのコツは基本3つだけ。この3つを反復練習すると劇的にスキーは上手くなる。

記事の下にいろんなスキーの滑り方を解説してますが、スキーはどのレベルもこの3つが重要となります。ここさえ練習すればスキーは安定し、安全な滑りが可能となります。

それは

ポイント
  1. 腰(お尻)の位置を高くする。
  2. 外側の足に体重をかける
  3. ターンとターンの間でストックを突く

この3つだけを重点的にやればスキー検定1級レベルになり、スキー場のコース全部滑れるようになります。

まずはこれだけを覚えておいてください。

スキーの滑り方の種類とコツ

スキーの滑り方は非常に多いです。大きく分けて3つあり

  1. 一般的な滑り方
  2. 検定・技術選(全日本スキー・スノーボード連盟の基準の滑り方。通称「基礎スキー」。詳しくは日本スキー教程スキー検定合格ブック参照)
  3. 世界共通のアルペンスキーやモーグルなどレーシング(競技)の滑り方(②が基礎で③が応用編のようなイメージ)

の3種類に分かれるのでそれぞれを一覧にして説明してます。

スキー滑り方一覧

一般の滑り方は時代に関係なく同じ滑り方となりますが、2000年のカービング以降、90年代までのカービング以前の滑りで大きく変わります。

しかし基本的な部分は普遍であり、上記の3つのコツを覚えれば私のように30年経っても1級レベルです。(90年代前半と2024年に2回合格)

なお、レーシングとスキー検定に関しては定期的にルール変更があるので注意して下さい。

詳しい滑り方はリンク先をご覧ください。

名称滑り方
プルークファーレン八の字で真っ直ぐに滑る
プルークボーゲン・プルークターン(ここで外足荷重を覚える)八の字でターンする
シュテムターン曲がる直前に八の字になり、足を揃え、斜滑降で進む
シュテムボーゲン八の字ターンから内足を引き寄せまた八の字ターン
パラレルターン全部足を揃えて滑る
カービングターン基本エッジだけで滑る滑走方法だが、ズラし幅が出る。
フルカービングターンエッジtoエッジの滑り方で板の滑走面が雪面につかない滑り方。主にアルペン競技で使う。
ズラす横滑りの技術を応用した板のテールだけで横向き調整し、スピードコントロールする滑り方。
ショートターン(小回り)細かくターンする滑り方。4mから6mの回転弧
ミドルターン(中回り)ロングとショートの間のターンで7mから9mの回転弧
ロングターン(大回り)長い間隔でのターン。14mから15mの回転弧
モーグルコブを滑る滑走方法
横滑り(*1)別名「デラパージュ」。板を真横に向けて真下に降りたり、斜滑降をする。
ギルランデジグザグに斜滑降する滑り方
深雪非圧雪地帯を滑る滑走方法
直滑降まっすぐに滑る1番スピードが出る滑走
ウェーデルン犬の尻尾のように板を振る滑り方。
回転4mー6mの旗門を滑る
大回転14mから15mの旗門を滑る
スーパー大回転大回転と滑降の中間
滑降(ダウンヒル)ほぼ直滑降の高速ターン
*今後さらに追加するかもしれません。

*1:下記のスキー検定は俗に言う「基礎スキー」であり、「基礎スキー=横滑り」がベースでゲレンデで安全に滑るための技術として存在してます。基礎スキーが一般道、競技スキーがサーキットのスキー技術と捉えるとイメージ的に正解であり、重なる部分もありますが基本全く別のスキー技術を使います。

レーシングスキーは板が雪面と平らになることがほとんどないです。

スキー検定の滑り方(時代によって変わる滑り方・トレンド型)

検定の滑り方は上記と技術的に重なる部分もありますが、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)の安全基準・マテリアルルールから影響される最新の滑り方が加わります。

その影響で下部組織である全日本スキースノーボード連盟(SAJ)の評価基準というものがあるので、それに沿った滑りをする必要があるのが検定です。廃止になったり新種目、マイナーチェンジがあるのが検定の特徴です。

詳しい滑り方の解説はリンク先をご覧ください。

級別滑り方
3級ベーシックパラレルターン、シュテムボーゲン
2級ベーシックパラレルターン小回り、ベーシックパラレルターン大回り、シュテムターン
1級ベーシックパラレルターン小回り、パラレルターン大回り、パラレルターン小回り(不整地含む)、総合滑降
テクニカル・クラウンパラレルターン小回り、パラレルターン大回り、パラレルターン小回り不整地、総合滑降

より細かい検定別の解説

こちらに情報があります→スキー検定1発合格上達方法&アルペンスキー競技で1桁順位なるまでにやってきた練習方法

1級

  1. 近日スタート

2級

  1. 近日スタート

テクニカル・クラウン

  1. 近日スタート

今は検定や技術選にないけど、昔あった滑り方

名称滑り方
基礎パラレルターン(*1)2010年から2024年まで存在したスキー検定種目。後のベーシックパラレルターン
不整地大回り(*2)大回転のターン弧でコブを滑る滑り方。1995年のスキー技術選に実際にあった種目。アルペン選手も練習でやるところもあり私も当時やりました。

*1:表向き評価基準は同じで級別テストの解説もベーシックパラレルターンと同じ。しかし、デモンストレーター選考会で年々回転弧が深くなって結果検定種目名が変わってる。(滑り方の違いを解説した記事はこちら→ベーシックパラレルターン小回りと基礎パラレルターン小回りの違い。2025日本スキー教程で滑り方どう変わった?)おそらく、2022年頃からアルペンW杯のポールセットが深回りになってスピードを抑え、マテリアルの回転弧はそのままで安全性を高めたいFISの傾向に沿ったのではないかと予想。2023年アルペン世界選手権男子回転のセットがその代表例。FISもSAJも高速でも安全・安定なスキー技術を研究してるので。ただ研究して追加の安全装備を義務化し選手の金銭コストは年々上昇中。アルペンはますます金持ちのスポーツになってきてるのが現状。1970年代の欧州貴族スポーツ(ドイツ語・フランス語圏)に戻したい狙いがありそうと個人的に見てます。当時はゴールエリアで板を掲げただけで金メダル剥奪される時代だったので。詳しくは「札幌オリンピック カールシュランツ事件」で検索。)

*2:不整地大回りはモーグル斜面ではなく、自然にできたモーグルに近いコブがあるところをロングターンで滑ります。コツは別途解説予定ですが、滑れるところが少ないです。要はセンターポジションに乗ってないとポジションずれただけで転倒するアルペン選手がやる「恐怖?のポジション確認トレーニング」の一種です。

全日本スキー連盟(SAJ)のバッジテスト(スキー検定)では名称が変わるだけ

滑り方一般名称
ベーシックパラレルターンパラレルターンのこと
パラレルターンカービングターンのこと

1級まではベーシックと書かれてる種目は板のズラしが必要で、滑り方の調整が必要になります。ご注意ください。

一般の滑り方と検定の滑り方は変わる。3つのポイントだけでは不合格になるバッジテストとは?

スキー検定合格のポイントというSAJ公式の本を見ればポイントが説明されてるのですが、多くの人が予習もせず

男性

男性

足を揃えて滑れるから検定も余裕で受かるだろ!

と思って7割以上が不合格になるというパターンが非常に多いです。

そして不合格が通達された後に検定員に

男性

男性

なんで不合格なんだよ!ちゃんとパラレルターンやっただろ!

という場面を検定会場で見てきましたが、

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スキーには正しい滑り方があり、最終的に競技につながる動きが求められる

ので、上半身がフォールラインを向いてるか、ズラしの幅など色々細かい部分が見られます。

また、検定試験ですから事前の予習をしていないと

2級の試験でカービングターンを披露し不合格

という人も実際にいるので、試験内容に沿った滑りをしないとダメなのです。

この辺のことは上記の滑り方の種類で説明します。

一般のスキーヤーは自由。本格的に上手くなりたい人はsnowweb.jpなどで学ぼう

snowweb,jpには1級レベルまでの情報から、ここからさらに上のアルペンスキーの技術について詳しく解説してます。

YouTubeのスキー検定合格方法チャンネルでもプルークボーゲンから不整地や急斜面のレベル別の滑り方があるのでこちらも参考にしてください。

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スキーの滑り方、上達する練習方法をほぼ毎日書いてます。トップページにレベル別のトレーニングがあるのでブックマークしておくと便利です。

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