1日のアルペンスキー練習量を2倍・3倍にする方法

1日のアルペンスキー練習量を2倍・3倍にする方法

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この中で1種類のポールセットが出てくるのですが、よーく見ると

  1. アルペンスキー初心者
  2. 全国区の選手でも苦戦する

両方のゾーンが存在するのがわかるかと思います。

しかも、長いコースを貸し切る必要もなく、日本全国どこでも上達するポールセットと言っても過言ではないかと思います。

前に「上達が早い人と遅い人の違い」について記事を書きましたが、実は教える側にも結構問題あるのではないかと考えてます。

その理由をお話しします。

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リザルトの1枚目にくるアルペンスキーチームの練習には共通点がある

よくあるのが

「セット替え」

です。

1日に2、3回はセットを変えて練習するのがほとんどかと思います。

大会ではいろんなポールセットに対応できないといけませんから、様々なセットを練習するのがアルペンスキーのトレーニングとしては最も一般的と言えるでしょう。

しかし、この練習方法は誰が最も得するか?

おそらくFISレース以上のレベルの選手かと思います。

小中高生を何年か見てみましたが、初期段階ではやはり優しいポールセットでの基本動作の習得が私が見てきた1番上達が早いという印象があります。

どちらが正解かは人によりますが、少なくとも強豪と呼ばれるところほど

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基礎練習に割く時間が多い

です。

逆に社会人チームなどで経験しましたが、

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チーム全体のレベルが低いところほどレース本番のようなポールセットを練習してばかり

という印象があります。

あくまでも印象の話であり裏付ける統計データもないので「絶対」とは言えませんが、アルペンスキーの基本中の基本を教えるところの方がアルペンスキー初心者が全国レベルになっていくスピードは早いです。

ではFISレースに出てたり、全国区の選手はどうするのか?

といった問題もあります。

どんなレベルのアルペンスキー選手でも短い時間で上達スピードを早くするポールセット(練習)を考える

そこで、1つのセットに

  1. アルペンスキー初心者
  2. 上級者

ゾーンを作って基本練習させると、レベルに関係なく上手くなるポールセットがあります。(選手にやる気があることが前提ですけど・・・汗)

具体的には過去記事にすでに書いてるので、気になる人は読んでみてください。同じ1本の滑走でも、練習の質が変わります。

当たり前の話ですが、

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簡単なセットも滑れないなら、難しいセットも無理

これはアルペンスキー初心者から上級者共通の話です。

なので、1回の滑走で

こういった工夫ができると、距離計算がちょっとできるコーチなら、1日で上手くいけば2日分の練習量とアドバイス量が可能になります。

これが1年続くと、1年で2年分の練習をこなせることになります。

2年経つと4年分。

こうやって倍々ゲームで選手格差が出てくるのです。

このことにコーチや選手が気づいてるかどうか。

当然ですが、2倍、3倍のスピードで上達するということが実際にスキー場で起こるわけです。

何言ってるかさっぱりわからない人のために、記事後半で簡単な算数で解説してます。

24時間という時間は一緒です。

その限られた時間で最大限のトレーニングをするにはどうすればいいか?

海外遠征と地元のスキー場を比較した記事も書いてますが、お金をかければ良いというわけではない1つの事例かと思います。

基本練習セットで対決するパラレルスラロームで上手い下手がハッキリ出る。

さて、ここまでレース用のポール練習は重要なトレーニングではありますが、短期間でのアルペンスキー上達ではあまり効果がないということを書いてきました。

レース用セッティングはアルペンスキー競技者にとってレベルに関係なく、

  1. 目線がポールに集中してしまうので、体の基本動作に集中できるものではない。(内倒しやすくなる)
  2. あくまでも簡単なセットで基本動作が完璧にできた上で、レース用セッティングで仕上げまたは調整で進めていくもの

という存在ではないかと考えます。

近年そんなW杯のテクニカルなセットから程遠い、基本セットで戦う種目があります。

「パラレルGS」

です。

パラレル大回転のメリット

20年くらい前から国際スキー・スノーボード連盟(FIS)は、アルペンスキー先進国に有利になる?パラレルジャイアントスラロームを開催してます。(昔もありましたけど)

パラレルジャイアントスラロームの良い点は、

「速いスキー技術が一目瞭然」

という点です。

基本セットでのレースなので、最近ちょこちょこまた見てます。

*動画はこちら

*動画はこちら

通常のW杯の難易度の高いセットというより、基本練習でやるようなポールセットであえて戦うこの種目。(とはいえ、レースなので同じリズムで入れない箇所はちゃんとある)

W杯選手でもあまり評判が良くないようですが(多分彼らには物足りないはず)、上手くなりたいスキーヤーにとっては非常に視覚的にもわかりやすい競技となってます。

この種目は

  1. ミスが少ない選手
  2. 隣の選手ではなく、どれだけ自分の滑りに集中して、斜面とポールセットにアジャスト(最適化・適応)し集中できるか

こういったアルペンスキー競技の重要要素がこの種目には詰まってます。

YouTubeで0.25倍速で見れば、よくわかりますがこの種目の良いところは

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基本に忠実な選手ほど上位に来る

という点です。

普段W杯で上位の選手が普通に予選落ちしたりするので、

  1. メンタル
  2. フィジカル
  3. スキー基礎技術

が強い選手ほど上位に来るという個人的には好きな競技です。

「スキーの基本動作W杯」がパラレルGSであり、スキーの基礎がたっぷり詰まってる種目なので、スキー技術選に出て競技経験がない人も参考になるはずです。(基礎の世界で重視される「ターン後半の抜け」の違いがはっきりわかります)

1日のアルペンスキー練習量を2倍、3倍にする簡単な方法。強豪チームはこうやって練習する。

記事中で「倍々ゲームで選手格差が起きる」と書きました。

では具体的に数字で表すとどのくらいの格差が出るか。

それは以下とおりです。

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