
- 1. アルペンスキーアナリティクスとは?
- 2. 少ない期間、少ない予算で結果を出すには分析が1番手っ取り早いことに高校時代気づいたのでアプリにしてみた。
- 3. アップデート情報
- 4. アルペンスキーアナリティクス説明書
アルペンスキーアナリティクスとは?

アルペンスキーアナリティクスとは名前の通りで
「アルペンスキー技術のオンラインデータ無料分析ツール」
となります。
簡単に言ってしまえば、
- 練習内容、タイムレース、大会データを各種記録し
- 何が結果の出る滑りで結果になってるかを可視化する道具
です。
入力イメージ図






こんな感じでオンライン上にあなただけの記録がsnowweb.jpで確認できます。現在は

ブラウザ1つで5メガまでオンライン保存可能。スマホとPC両方使ってる方は例えばスマホで記録した場合、スマホでしか見れない
という仕組みです。なので、記録しやすい方で記録することを推奨します。
また現時点は個人のデータ保存場所となりますが、将来的には
- 各選手のデータから大会別の使用ワックスやマテリアルの可視化(どのスキー場でどの大会で、どんなセットで何のセットアップが1番優れてるのかを見えるようにする。規模が大きくなった場合はアルペンスキー専用サーバーを用意し、動画も保存できるようにし、AIコーチの自動分析・アドバイス無料サービスを検討してます。)
- ポールセット別のデータを蓄積させ、日本人が海外で勝てるための重点的な練習を国内で行えるようにする。
といったことを目指します。
なお、オンライン上では5メガまでしか保存できないので、常時「データ管理タブ」をクリックするとデータの限界値がわかるので、5メガを超える前にエクセルやGoogleスプレッドシートに落としておくと便利です。
あなたの弱点を克服する手助けになれば幸いです。
少ない期間、少ない予算で結果を出すには分析が1番手っ取り早いことに高校時代気づいたのでアプリにしてみた。

技術も大事なのですが、ただ一生懸命練習してもスキーは上手くなりません。
客観的視点が重要で、タイム差からやるべきことを明確にしないといけません。
私のデビュー戦は岡田利修さんからGS1本で10秒離され、3年ほどで佐々木明選手に1本で2秒差くらいまでGSで縮まったのは
- 練習量
- 数字と映像の両方の分析
が重要でした。
インターハイ前の合宿と夏合宿以外は1つのスキー場で練習してこういった結果が出たので、

個人的には3、4万シーズン券1枚あればナショナルチームに勝つことは十分可能
と考えてます。
なので、遠征に費用対効果があるのかよく考えましょう。
重要なのは数字であり、治すべきポイントを明確にしてくれます。
そして、数字を1つ1つ見ていくと、実はトップとそこまで劣ってない部分もわかってくるのです。
過去のタイムやワックス、天候別の成績などを見ていくと、得意・不得意なレースが必ず可視化されます。
結果、

自分は中斜面で固いバーンが得意。なので遠軽に行くと必ずポイントを取れる
ということがわかってたわけです。
遠軽ロックバレースキー場は私が必ずポイント更新できる場所でしたし、今も道東にFISレースが集中するのはトップとのタイム差が出にくい場所だからかと思います。(アルペンに理解あるスキー場が多いというのもあるかなと)
ですが同じ北海道東部で緩斜面が多く、固いバーンの阿寒でも私は苦手でした。(ポールの立てた方が結構違った)
こういった細かい違いで、確実にポイントが取れるレースを取捨選択できるのも日頃の「数字」が重要になります。
技術や用具、セットの傾向などを記録していき、より少ない時間と費用で上達してもらうツールになればと思います。
アップデート情報
不具合や機能追加などがあればXやFacebookなどのSNSで告知します。
- 7/30:ver1.02リリース。エクセルとGoogleスプレッドシートのエクスポート機能正式追加
- 7/29:ver1.00リリース直後ver1.01に。SNS、プラグインとの競合バグ解消
- 2025/7/28:ver0.1リリース
アルペンスキーアナリティクス説明書

このアプリでできること
- 大会記録の詳細管理 – 成績・機材・天候データの一元管理
- パフォーマンス分析 – グラフで傾向を可視化
- 機材効果分析 – ワックス・スキー用品別の成績比較
- 統計的改善提案 – データに基づいた具体的な戦略・練習が可視化できる
- データエクスポート – CSV・Excel形式での記録保存
基本操作
ツール上部の6つのタブで機能を切り替えます。
| タブ | 機能 | 説明 |
|---|---|---|
| 📝 記録追加 | 新規記録入力 | 大会成績・機材情報を登録 |
| 📊 統計分析 | グラフ分析 | パフォーマンス推移を可視化 |
| 🧴 ワックス分析 | ワックス効果 | メーカー別成績を比較 |
| 🎿 マテリアル分析 | 機材効果 | スキー用品別使用率・成績 |
| 📋 記録一覧 | データ確認 | 全記録の閲覧・編集・削除 |
| 💾 データ管理 | エクスポート | CSV・Excel出力・容量管理 |
基本情報入力
- 大会日付: カレンダーから選択
- 大会名: 「全日本選手権」など
- 種目: SL/GS/SG/DH から選択
成績データ入力
- 順位: 最終順位(例:15位)
- タイム: 自分のタイム(例:45.67秒)
- トップとの差: トップタイムとの差(例:2.45秒)
- 30位との差: 30位のタイムとの差(例:-1.23秒)
天候・雪質
- 天候: 晴れ/曇り/雪/雨
- 雪質: パウダー/圧雪/アイス/ざらめ
機材記録:
ワックス情報
- メーカー: SWIX/Holmenkol/TOKO/Gallium/START/その他
- 種類・型番: CH7、LF8、HF8など具体的な型番
スキー用品:
- スキー板: メーカー(ATOMIC/HEAD/Rossignol/Volkl/Salomon)
- スキー板モデル: REDSTER X7、HEROなど
- ブーツ: ATOMIC/HEAD/Lange/Tecnica/Salomon
- ビンディング: ATOMIC/Look/Salomon/Marker
- ゴーグル: Oakley/POC/Uvex/Alpina
メーカー名は随時増やします。
メモ機能
- 課題・気づき: 「上部でミスがあった」「ワックス選択が良かった」など
- 次回への改善点: 具体的な改善策を記録
💾 保存・編集
- 📋 記録を保存: 新規保存
- 🗑️ フォームクリア: 入力内容をリセット
📊 統計分析タブ
分析結果表示
自動生成される分析内容
- 最近のトレンド: 直近5戦のパフォーマンス変化
- 得意種目: 最も成績が良い種目の特定
- 改善提案: データに基づく苦手部分を可視化し、練習メニュー・来季の転戦先に反映
グラフの見方
1. トップとのタイム差推移
- 目的: パフォーマンスの時系列変化を確認
- 見方: 下降傾向 = 改善、上昇傾向 = 注意が必要
- 活用: トレーニング効果の測定
2. 30位ラインとの差推移
- 目的: 競技レベルでの位置を把握
- 見方: マイナス値 = 30位以内、プラス値 = 30位圏外
- 活用: 目標設定の指標
3. 種目別パフォーマンス
- 目的: 得意・不得意種目の明確化
- 見方: 低い値 = 得意種目
- 活用: 練習時間配分の最適化
4. 天候・雪質別成績
- 目的: コンディション別の傾向分析
- 見方: 各条件での平均タイム差
- 活用: 大会日の戦略立案
🧴 ワックス分析タブ
ワックス使用率グラフ
- 円グラフ形式でメーカー別使用頻度を表示
- 色分けで各メーカーを識別
- パーセンテージで使用率を確認
ワックス別平均成績
- 棒グラフ形式でメーカー別平均タイム差を比較
- 低い値= 良いパフォーマンス
- 統計的有意性を考慮した分析
分析レポート
3記録以上で表示される内容
- 最高パフォーマンスワックス: 最も成績が良いメーカー
- 推奨事項: 天候・雪質別の最適選択アドバイス
- 改善提案: データに基づく具体的推奨
🎿 マテリアル分析タブ
機材別使用率グラフ
4つの円グラフで表示
- スキー板メーカー使用率
- ブーツメーカー使用率
- ビンディングメーカー使用率
- ゴーグルメーカー使用率
分析レポートの活用
- 使用傾向の把握: どのメーカーを多用しているか
- 成績との相関: 機材とパフォーマンスの関係
- 最適セットアップ: データに基づく機材選択
📋 記録一覧タブ
並び替え機能
4つのソートオプション
- 日付順: 新しい記録から表示(デフォルト)
- 大会名順: アルファベット・50音順
- 順位順: 良い順位から表示
- タイム差順: 小さいタイム差から表示
記録の編集・削除
各記録に2つのボタン
- 編集ボタン: 記録追加タブに移動して内容を修正
- 削除ボタン: 確認ダイアログ後に完全削除
表示内容
- 日付: 大会開催日
- 大会名・種目: 基本情報
- 順位・タイム差: 成績データ
- ワックス・スキー板: 主要機材情報
💾 データ管理タブ
エクスポート機能
CSV形式エクスポート
- ファイル名:
alpine_ski_records_YYYY-MM-DD.csv - 文字コード: UTF-8(日本語対応)
- 用途: Excel・Googleスプレッドシートでの分析
Excel形式エクスポート
- ファイル名:
alpine_ski_records_YYYY-MM-DD.xlsx - 列幅: 自動調整済み
- 用途: 高度な分析・グラフ作成
ストレージ使用状況
表示項目
- 記録数: 保存されている記録の件数
- データサイズ: 使用している容量(KB単位)
- 使用率: 5MB制限に対する使用割合
- プログレスバー: 視覚的な容量表示
容量管理のポイント
- 80%超過時: 黄色表示で注意喚起
- 90%超過時: 赤色表示で緊急対応が必要
- 推奨対応: エクスポート後、古い記録を削除
容量オーバー時の対処法
- 即座にエクスポート: CSV・Excel形式でバックアップ
- 古い記録を削除: 2-3年前の記録から優先削除
- 必要な記録のみ保持: 分析に必要な最近1-2年分を残す
- 定期的なメンテナンス: 月1回の容量チェックを推奨
全データクリア
- 2段階確認: 誤操作防止のダブルチェック
- 完全削除: 復元不可能な完全消去
- 使用場面: データリセット・容量確保
データ分析の見方
📈 統計サマリーの解釈
参戦大会数
- 目安: 5大会以上で傾向分析が可能
- 推奨: 月1回以上の記録更新
トップとの平均差
- 良好: 3秒以内
- 改善余地: 5秒以上
- トレンド: 前年同期との比較が重要
30位内進出率
- 優秀: 80%以上
- 標準: 50%程度
- 目標: 個人のレベルに応じて設定
ベストタイム差
- 記録更新: 前回より小さい値
- 目標設定: 現実的な改善幅を設定
📊 グラフ分析のコツ
トレンド分析
- 短期トレンド: 直近3-5戦の変化
- 中期トレンド: シーズン内の変化
- 長期トレンド: 年間を通じた成長
相関分析
- 天候と成績: 得意な条件を特定
- 機材と成績: 最適なセットアップを発見
- 種目と成績: 専門分野の明確化
データ管理
💾 バックアップ推奨手順
定期バックアップ
- 月1回: Excelエクスポートを実行
- 重要大会前: CSVエクスポートで保険
- シーズン終了時: 完全バックアップ
- 容量80%超過時: 即座にエクスポート+古い記録削除
容量管理の重要性
- 5MB制限: ブラウザの物理的制限
- 推奨管理: 使用率80%以下を維持
- 緊急対応: 90%超過時は新規保存不可の可能性
- 予防策: 定期的なデータ整理
複数端末での利用
1つのブラウザ(サファリ、エッジ、Chromeなど)で1つの記録ができます。ブラウザに搭載されてる保存機能を利用してます。なのでPCとスマホだと別々に記録されるので、この使い方だと2つのアカウントが存在する形になるので、どちらかに統一した方が管理がしやすいです。
- 制限: localStorage はブラウザ・端末固有
- 解決策: エクスポート→インポートで移行
- 推奨: メイン端末を決めて一元管理
🔒 データセキュリティ
プライバシー保護
- ローカル保存: サーバーに記録は送信されない
- 個人管理: 自分のブラウザ内でのみ利用
- 削除: ブラウザデータ削除で完全消去
注意事項
- ブラウザキャッシュクリア: データ消失の可能性
- プライベートモード: データが保存されない
- 端末変更: 自動移行されない
トラブルシューティング
❌ よくある問題と解決法
データが保存されない
原因と対策
- プライベートモード: 通常モードで利用
- 容量不足: データをエクスポート後、古い記録を削除
- JavaScriptエラー: ページを再読み込み
グラフが表示されない
原因と対策
- Chart.js読み込み失敗: インターネット接続を確認
- データ不足: 3記録以上で分析開始
- ブラウザ互換性: Chrome/Firefox/Safari/Edgeを使用
エクスポートできない
原因と対策
- ポップアップブロック: ブラウザ設定を確認
- 記録なし: 最低1件の記録が必要
- ファイルダウンロード: ダウンロードフォルダを確認
よくある質問
🤔 基本的な質問
Q: 何件まで記録できますか? A: localStorage の5MB制限内であれば理論上100件以上可能ですが、使用率80%(約800-900件)を目安に古い記録の整理を推奨します。容量不足になった場合は、エクスポートしてから過去の記録を削除してください。
Q: スマートフォンでも使えますか? A: はい。レスポンシブデザインで全機能がスマートフォンで利用可能です。
Q: データは他の人に見られませんか? A: 完全にローカル保存のため、あなたのブラウザ以外からはアクセスできません。
Q: 複数のスキーヤーで共有できますか? A: 1つのブラウザにつき1人分のデータです。複数人で使う場合は別々のブラウザまたは端末を使用してください。
📊 分析に関する質問
Q: 何記録あれば分析できますか? A: 基本統計は1記録から、詳細分析は3記録以上、トレンド分析は5記録以上を推奨します。
Q: 古いデータは削除すべきですか? A: 容量使用率80%以下なら保持を推奨しますが、90%を超える場合は必ずエクスポートしてから古い記録を削除してください。分析には最近2-3年分のデータがあれば十分です。
Q: 機材分析の信頼性は? A: 同一条件での比較記録が多いほど信頼性が向上します。最低3回以上の使用データで判断してください。
💾 データ管理の質問
Q: 機種変更時のデータ移行方法は? A:
- 旧端末でExcelエクスポート
- 新端末でツールを設置
- エクスポートファイルを参照して手動入力
Q: データが消えてしまいました A:
- ブラウザキャッシュクリア
- プライベートモード使用
- 異なるブラウザでの利用
- 容量オーバーによる保存失敗 などが原因の可能性があります。定期バックアップと容量管理を推奨します。
Q: 大会データをまとめて登録できますか? A: 現在は1件ずつの登録のみです。将来のアップデートでCSVインポート機能を検討中です。
📚 付録
🎿 推奨記録項目
必須記録
- 大会日付・名称・種目
- 順位・タイム・タイム差
- 天候・雪質
推奨記録
- 使用ワックス詳細
- 全機材メーカー・モデル
- 具体的なメモ・課題
高度な記録
- 気温・湿度
- スタート番号
- コース設定者
- 旗門数
📈 分析活用例
シーズン目標設定
- 前シーズンデータからベースライン設定
- 段階的目標の設定(月次・大会次)
- 定期的見直しでの軌道修正
機材選択戦略
- 天候予報に基づくワックス選択
- 種目特性に応じた機材セッティング
- データ蓄積による最適化
練習計画立案
- 弱点種目の重点強化
- 得意条件の再現練習
- 総合力向上のバランス調整
🏆 上達のためのデータ活用法
段階別活用法
初級者(1シーズン目)
- 基本記録の継続
- グラフでの可視化
- 簡単な傾向把握
中級者(2-3シーズン目)
- 詳細機材記録
- 天候別戦略立案
- 目標設定の具体化
上級者(4シーズン以上)
- 高度な相関分析
- 戦略的機材選択
- 競技特化最適化
継続的改善のポイント
- 定期的記録: 大会後24時間以内の入力
- 詳細メモ: 感覚と数値の両方記録
- 振り返り: 月末での定期分析
- 計画修正: データに基づく戦略変更
🎿 このツールを活用して、データから解析してスキー上達を目指しましょう!
取扱説明書 v1.0 – 最終更新: 2025年7月
最新情報は
Xで受け取れます。
この記事を書いた人 Wrote this article
hide
スキーの滑り方、上達する練習方法をほぼ毎日書いてます。トップページにレベル別のトレーニングがあるのでブックマークしておくと便利です。