約30年ぶりにアラフィフのおっさんがスキー検定1級受けた結果(年間滑走日数6日)
今回のスキー上達方法とコツはアラフィフのおっさんがSAJバッジテスト1級に約30年ぶりに受験したらどういう結果になったのか?という報告になります。
正確に言うと29年ぶりなのですが(ーー;)、ウェーデルン小回り?(だったと思う)とかの時代に私は1級を取得した過去があり、こんな記事も昨年書いてました。
こんな記事書いておいて、
今のお前はどうなんだよ
という声が聞こえてきそうだったので、改めて受験しに行きました。
結果は
「1発合格」
でした🎵
今回は今シーズンの滑走日数6日で、短い時間でどのように練習し、合格できたのか?という具体的な話をします。
なお、実際の当日の滑りの映像がないので、時間に余裕あれば、後日別の場所で撮影し、再現映像をYouTubeにアップする予定です。また、具体的なノウハウは下記の動画にあるので、気になる人は少し長いですがご覧ください。
スキー検定1級点数の内訳は?アルペンスキー滑り方で何点出るのか?
まず点数の内訳ですが、流石に2級の加点とはいかず、練習不足も影響したのかオール70点でした。
ちなみに2級は2週間前に受験して合格してます。
当初の予想では不整地(コブ)はこの25年で7本(2週間前)しか滑っておらず、69点になるだろうと予想してたので、基礎パラレルターン小回りやパラレルターン大回り、総合滑降のどれかで加点を狙う予定でしたが、蓋を開けてみれば不整地で合格点をもらいました。
25年で7本しか滑らないでなんとか合格点をもらえたのはラッキーだったなーと思いますが、1つでも落とせば不合格だったのでギリギリの内容だったと思います。
この点数を受け、テクニカルの受験は来年以降にしようと決めました。(加点もらえたらすぐ受けに行く予定でした)
では、具体的に私がどのような練習方法で短期間で1級合格まで仕上げたのかを次から解説します。
スキーの8割は腰のポジションで決まる
といったら大袈裟かもしれませんが、そのくらい腰の位置は重要です。
私はYouTubeのスキーテクニックチャンネルでエンディングの最後にこのようなスキー上達の手順を公開しています。
この練習方法はアルペンスキーの練習方法がベースとなりますが、上記の1級合格法動画(再生後30分〜)でも解説してますが、ターンする以前の話であり、まず腰の位置から覚えることが重要となります。
アルペンスキーの場合、外足荷重とか覚えても腰の位置が悪ければスピードが全く出ないので、こういった順番で練習していくことを私は推奨しています。
そして腰の位置を理解できるようになったら、まずはまっすぐな直線的なターンから練習していくのです。
ただ、この練習方法は2級以上を受ける人向けの内容かなと思うので、スキー初心者の方はスキースクールでまず習った方が無難でしょう。
修正点1:アルペンスキーの滑りは事前講習で全く評価されなかった。けど70点もらえた理由
上記の1級向けパラレルターン大回りの写真を見るとわかるのですが、足がまっすぐというか、突っ張った状態で滑ってるのがわかるかと思います。
これが
NG
と事前講習で言われました。
お尻を落とし、上下に動いてください。
そうアドバイスされましたが、総合滑降はアルペンのウォーミングアップ風に滑り加点はもらえませんでしたが、合格点はもらえました。
70点もらえた理由は聞けませんでしたが、おそらく
「圧倒的に速い」
ことが評価されたんだと思います。
総合滑降のコースも3つくらい変化を入れることができるくらい長く、急斜面から真っ平、緩斜面というレイアウトだったので、スピードの方を重視されるということは事前講習で聞いたので、その通りに滑り合格点をもらいました。
修正点2:上半身のフォールライン向けっぱなしはダメ
これも事前講習で指摘されたことで、これをやると昔のウェーデルンのようなターン弧の小さい小回りになるので、大回りも小回りもニュートラルになる部分(エッジングせず、板がフラットになる時間)を増やすとターン弧が今風の小回りになると言われました。
アルペンのスラロームや大回転での癖があり、フォールラインに向ける癖が根強くついていたので、この辺の修正は結構悩みながら滑りました。
基礎と競技の大きな違いを痛感した1日でした。
スキー1級4種目合格のコツは次回解説予定
今回はあくまでも報告であり、次回1級の合格のコツを公開したいと思います。
たった6日でどのように調整し、練習して1発合格したのか。
もちろん、前提として
私自身が昔アルペンで一桁順位のレベルにあった
という話になってしまいますが、役立つポイントが結構あるのではないかと思います。
気になる人はYouTubeのスキーテクニックチャンネルをチャンネル登録しておいてください。